ANAのマイルを貯める方法として、まず基本となるのが飛行機に乗ってフライトマイルを貯めることですね。
世界中にある多くの航空会社のマイレージプログラムでは、フライトマイルでマイルを貯めることが唯一の方法だったりします。
いくつかの航空会社は自社ブランドの提携クレジットカードを発行してマイルを貯められるようにしています。
それでもせいぜいフライトマイルかクレジットカードのポイントでしかマイルを貯める方法がありません。
しかし、ANAやJALに限って言えば、飛行機に乗らずともマイルを貯める方法がたくさんあります。
世界的に見ても珍しいマイレージプログラムです。
その影響で、日本では多くの陸マイラーと言われる人たちが活動しているわけです。
本記事ではANAマイルを貯めるためのおすすめの方法を紹介していきます。
- 1 ANAマイルを貯める13の方法
- 2 【1】飛行機に乗ってフライトマイルを貯める
- 3 【2】クレジットカードのポイントをANAマイルに交換する
- 4 【3】ポイントサイトでマイルを貯める
- 5 【4】ANAカードで航空券を購入してマイルを貯める
- 6 【5】クレジットカードを作ってマイルを貯める
- 7 【6】ツアー旅行を利用してANAマイルを貯める
- 8 【7】ホテルに宿泊してマイルを貯める
- 9 【8】電子マネーを使ってANAマイルを貯める
- 10 【9】他社ポイントをANAマイルに交換する
- 11 【10】ネットショッピングでANAマイルを貯める
- 12 【11】ANAマイル提携店でANAマイルを貯める
- 13 【12】グルメマイルを活用してANAマイルを貯める
- 14 【13】銀行でANAマイルを貯める
- 15 まとめ:ANAマイルを貯めるおすすめの13の方法
ANAマイルを貯める13の方法
ANAのメディアキットによると、2019年度実績でマイレージ会員は3,700万人もいるそうです。
このうちの90%にあたる3,360万人はクレジットカード機能を持たない一般カードの会員です。
つまり350万人ほどの人はクレジットカード機能の付いたANAカードを保持しマイルを貯めているわけです。
さらにその中の一部が「陸マイラー」と呼ばれ、クレジットカード決済以外のさまざまな方法を駆使しながらマイルを貯めています。
陸マイラーがマイルを貯める方法として活用しているのは、主に以下の13の方法です。
- フライトマイルで貯める
- クレジットカードでマイルを貯める
- ポイントサイトでマイルを貯める
- 航空券を購入してマイルを貯める
- クレジットカードを作ってマイルを貯める
- ツアー旅行でマイルを貯める
- ホテル宿泊でマイルを貯める
- 電子マネーでマイルを貯める
- 他社ポイントをマイルに交換する
- ネットショッピングでマイルを貯める
- ANAマイル提携店でマイルを貯める
- グルメマイルでマイルを貯める
- 銀行でマイルを貯める
順番に見ていきましょう。
マイルを「貯められる」ことと「貯めやすい」ことは別物ですので、ご自身のライフスタイルに合わせて選択していくことが大事ですね。
【1】飛行機に乗ってフライトマイルを貯める
飛行機に乗って貯めるフライトマイルで、どれぐらいマイルが貯まるかは以下の3つの要素に影響します。
- 区間基本マイレージ
- クラス・運賃倍率
- ボーナスマイル
航空券にたくさんお金を使えばマイルが多く貯まるということですね。
ただ、フライトマイルで貯めることがマイルはそれほど多くありません。
これはANAのゴールドカードを持っている人が、エコノミークラスでニューヨークに飛んだ時に獲得できるマイルです。
我々庶民では年に1回ニューヨークまで旅行しても、往復で1万マイルにも満たないのが現実です。
日常でどれぐらい飛行機を使う機会が多いかは人それぞれですが、調査会社によると以下のとおりです。
年に1回以上飛行機を利用する人は全体の30%もいません。
大半の人は年に1回飛行機に乗るか乗らないか程度です。
フライトマイルで貯めることのできるマイル数は一般的に年間で1万マイル未満でしょう。
区間基本マイレージ
ざっくり言ってしまうと、飛行距離です。
東京から大阪に飛ぶよりも、沖縄に飛んだ方が区間基本マイレージが多くなりますし、香港へ行くよりもニューヨークへ行く方が多くなります。
航空券代金も飛行距離に応じて高くなるのと同じで、遠くへ行くほど多くのマイルを貯めることが出来るようになります。
基本的にANAマイルは、ANAが顧客向けに展開しているポイントサービスですので、高い料金を払うほど多くのマイルが貯まるようになっています。
なので、フライトマイルを多く貯めようとするのであれば、なるべく国内より海外へ、それもなるべく遠くへ飛んだほうが貯まるわけです。
クラス・運賃倍率
これも航空代金と同じで、エコノミークラスよりもビジネスクラス、ビジネスクラスよりもファーストクラスのほうが、マイルが多く貯まります。
座席クラスについては以下4種類で、上から順に航空券代が高くマイルも多く貯まります。
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- プレミアムエコノミー
- エコノミークラス
国内線の場合は、普通席=エコノミークラス、プレミアム席=ファーストクラスです。
さらに同じ座席クラスでも、以下のような条件で航空券の価格が変わります。
- キャンセルも予約変更も自由に可能(有償/無償)
- キャンセルはできないが予約変更が可能(有償/無償)
- キャンセルも予約も不可(有償/無償)
それぞれに有償の場合と無償の場合とでバリエーションもあり、なかなか複雑です。
ボーナスマイル
会員ステータスによって、ボーナスマイルを獲得することが出来ます。
ダイヤモンドメンバーなら最大130%、プラチナメンバーなら最大105%のボーナスマイルが付与されます。
また、ANAカードを持っていても、カードランクに応じたボーナスマイルが付きます。
【2】クレジットカードのポイントをANAマイルに交換する
クレジットカードを利用してANAマイルを貯めている人は多いですね。
日常の支払いの中で、光熱費やスマホ代などの固定費を、マイルが貯まるクレジットカード払いにするのは、陸マイラーの基本中の基本です。
もちろん私のクレジットカードも、ANAマイルを貯めることが出来るカードです。
他の陸マイラーの方々の例にもれず、私も「ANA VISA ワイドゴールドカード」を日常決済用として使用しています。
ANAが提携して発行しているクレジットカードを使えば、日常の買い物で手軽にマイルを貯めることができます。
クレジットカードで1年間で貯めることができるマイルも、その人の経済レベルに応じて違ってきます。
おおよそ日本の平均年収などから想定すると、年間300万円ぐらいまでがクレジットカード決済の限界ではないでしょうか。
クレジットカードのマイル還元率によりますが、年間で貯めることのできるマイルは2~3万マイルでしょう。
クレジットカード選びに悩んでいませんか?マイルが貯まるクレジットカードは数も種類も豊富です。そこで、本記事では陸マイラーにおすすめのクレジットカードを3枚をご紹介します。本記事の対象者 陸マイラ[…]
また、多くのクレジットカードでは「リボ払い」を利用して利息を払うことで、マイル還元率が大幅にアップするものもあります。
クレジットカードでのお買い物でリボ払い自体はあまりおすすめできません。
ただ数円単位のリボ払いで数千のマイルが手に入るとしたら、有効に活用することもおすすめです。
例えば先ほど紹介した「ANA VISAワイドゴールド」では、通常マイル還元率が1%のところ、リボ払いを活用すると1.3%になります。
0.3%の差ですので、年間で300万円クレジットカードを利用した場合に獲得できるマイルが9,000マイル増えます。
ANA ワイドゴールドカードのような、三井住友系のANAカードを使用している場合、「マイ・ペイすリボ」を利用すると以下のような恩恵が受けられます。 年会費の割引 マイル還元率の向上当然リボ払いを利用すると利息[…]
【3】ポイントサイトでマイルを貯める
ポイントサイトを利用してお小遣いやマイルを稼ぐことは「ポイ活」と呼ばれています。
陸マイラーの中にもポイ活でマイルを貯めている人は多いでしょう。
ポイントサイトをうまく活用すれば年間で20~30万マイルほどを貯めることができます。
フライトマイルで年間1万未満、クレジットカードでも年間2~3万マイルでしたので、桁が違うのがポイントサイトの特長です。
以前まではポイントサイトを使うなんて怪しい!という人が多かったようですが、コロナ禍を経て、在宅でお小遣いが稼げる仕組みとして注目されています。
ただ、実際に怪しいポイントサイトも実在しますので、マイルを貯めるために安全なポイントサイトを見極めることも重要です。
当サイトでポイントサイトに関する情報発信してる中で、時々お問い合わせいただくことがあります。 ポイントサイトって安全ですか? 複数のポイントサイトの使い分けってどうするんですか? なぜこのサイトではハピタスをお[…]
- ハピタス
- モッピー
- ポイントタウン
- ちょびリッチ
- Gポイント
- げん玉
- ワラウ
- ECナビ
私も貯めているマイルの大部分はポイントサイトで貯めたものです。
現在、ANAのマイルとして63万マイルほど貯めています。
すでにビジネスクラスとして家族分を発行している航空券もあり、それらを含めるとおおよそ100万マイルほどです。
さらにポイントサイトで貯めているポイントも100万ほどあります。
この100万ポイントはANAのマイルに交換すると75万マイルになります。
さらにTポイントやTOKYUポイントでANAマイルに交換する直前でプールしている分も含めると、合算で200万マイルは超えるでしょう。
私はハピタスを含めた複数のポイントサイトを使い分けていますが、それぞれのポイントサイトで年間20万マイルずつぐらいを貯めています。
ポイントサイトを活用できるとマイルの貯まり具合が大幅に改善しますので、陸マイラー活動にはポイントサイトがおすすめです。
ポイントサイトの使い方は簡単です。
本記事で紹介している13の方法の中で、もっともマイルが貯めやすいのがポイントサイトの活用ですが、マイルを稼ぐためにかける手間も多くはありません。
基本的なポイントサイトの活用方法さえ抑えておけば、難しい知識やテクニックも必要なく多くのマイルを稼ぐことが可能です。
最近ポイントサイトを利用する人が増えてきました。コロナ禍を経て在宅で過ごしたり働いたりする人が増えてきたのもありますし、生活スタイルが大きく変わりお小遣い稼ぎや副業目的で利用する人が増えてきています。もちろん、以前か[…]
【4】ANAカードで航空券を購入してマイルを貯める
ANA SKY WEBやANAの予約センターなどで航空券を購入する際に、ANA提携のクレジットカードで支払うと、ANAマイルを貯めることができます。
これはANAカードに付随しているクレジットカードポイントとは別に、直接ANAマイルが貯まります。
ANAプラチナカードであれば、100円ごとに2マイル。それ以外のANAカードでは100円ごとに1マイルを貯めることが出来ます。
一般的なANAカードはクレジットカード利用時のマイル還元率が1%ですので、往復5万円の航空券を購入すると、クレジットカードポイントとして500マイル分を貯めることが出来ます。
さらに、ANA SKY WEBで購入した場合は、100円ごとに1マイルが直接マイルとして加算されます。
直接貯まるマイルが500マイルになり、計1,000マイルを貯めることが出来ます。
つまり、マイルの2重取りが発生するわけですね。
またANAカード以外でも「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」で航空券を購入すると、購入代金の3%分がポイントとして貯まり、貯めたポイントはそのままANAマイルに交換することができます。
実は、航空券の購入でANAマイルを貯める場合、ANAカードよりも「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」の方が多くANAマイルを貯めることが出来るのです。
【5】クレジットカードを作ってマイルを貯める
これからマイルを貯める為に、ANAのクレジットカードカードを作ってみようと思っていますか?
もし、これからANAカードを作ろうと思っているのでしたら、カードを作る際にもANAマイルを貯める方法があります。
うまくいけば、以下の通りANAマイルを4重取り出来ます。
- マイ友プログラムでANAマイルをGET
- ポイントサイトの入会キャンペーンでポイントGET ANAマイルに交換
- ポイントサイト経由でクレジットカードを発行しポイントGET ANAマイルに交換
- クレジットカードのキャンペーンに参加してANAマイルGET
ANAマイルを貯めようとクレジットカードを検討しているのに「マイ友プログラム」を知らない人がたくさんいます。
もったいない話です。
ANAが公式に展開しているサービスで、この「マイ友プログラム」を利用してANAのクレジットカードを作成するだけで以下のマイルを貯めることが出来ます。
ANAプリペイドカード) | 100マイル | |
---|---|---|
ANAマイレージクラブ Financial Pass Visa デビットカード | ||
ANAカード | 一般、ワイド | 500マイル |
ゴールド | 2,000マイル | |
プレミアム | 5,500マイル |
陸マイラーを目指す方がANAカードを作る場合、年会費やマイル還元率などを考慮して「ANA VISA ワイドゴールドカード」を作ることが多いのですが、ゴールドカードは作るだけで2,000マイルを貯めることが出来ます。
通常、ANAのゴールドカードでは、入会時ボーナスで2,000マイルがもらえます。
そして、マイ友プログラムによる2,000マイルは、これとは別にもらえます。
ただ、クレジットカードを作るだけで、そのカードを利用する前から4,000マイルが貯まるのです。
4,000マイルをクレジットカードでのショッピングで貯めようと思うと、還元率1%から逆算して40万円になります。
40万円分をクレジットカード決済で使用したのと同等のマイルが、クレジットカードを作るだけでもらえるのですから、利用しない手はないでしょう。
ぜひ以下の記事を読んでみてください。
【6】ツアー旅行を利用してANAマイルを貯める
ANAのツアー旅行を利用することで、お得にANAマイルを貯めることもできます。
ANA SKY WEB TOURで国内旅行を予約すると、通常のフライトマイルに加えて「プラスマイル」という形でANAマイルが貯まります。
ただし、コードシェアを含むANA便名のみです。
例えば、「プラス500マイル」となっている宿泊施設を選択して2泊3日のツアーを予約すると、通常のフライトマイル+500マイル×2泊分のANAマイルが貯まります。
ツアー旅行の場合は運賃クラスが「運賃8」になりますので、積算率は50%です。
沖縄2泊3日のツアーを2人で利用した場合の例は、以下の通りです。
- 基本マイル
「区間基本マジレージ」 984マイル × 運賃倍率50% × 往復 = 984マイル - ボーナスマイル
984マイル × ボーナスマイル積算率25% = 246マイル - プラスマイル
500マイル × 2泊 × 2人 = 2,000マイル - 合計マイル
984マイル + 246マイル + 2,000 = 3,230マイル
元々のフライトマイル1,230マイルに加え、プラスマイルでさらに2,000マイルを貯めることが出来ます。
結構大きいですよね。
【7】ホテルに宿泊してマイルを貯める
ANAと提携しているホテルに泊まることで、宿泊でANAマイルを貯めることができます。
ANAマイルの貯まり方は大きく分けて2種類あります。
- 1回の滞在で150マイルから500マイルが貯まる
- ANAカードで支払うことで200円ごとに1〜2マイルが貯まる
たとえば、インターコンチネンタル ホテルズ グループが展開しているホテル「ホリディ・イン」や「ヒルトン」、「ザ・ペニンシュラ」などに宿泊することで、300〜500マイルが貯まります。
「京急EXイン」や「ホテルオークラ」の一部では、ANAカードで200円支払うごとに1マイルが貯まります。
提携先のホテルは多数ありますので、使う機会があればANAカードの提示を忘れないようにしましょう。
提携先ホテルの一覧は公式サイト でご覧ください。
【8】電子マネーを使ってANAマイルを貯める
iDを使ってANAマイルを貯める
ANAカードの中でも三井住友カードが発行しているカードには、電子マネー「iD」の機能が付いています。
iDは後払いの電子マネーですので、使い方はクレジットカードと同じです。
クレジットカードを使った時と同様にポイントが貯まり、ANAマイルに交換することができます。
モバイル対応していますので、Felica付きのスマートフォンであればスマホをかざすだけで簡単に決済ができます。
私はコンビニや自販機などの少額の支払いにはiDを利用しています。
楽天Edyを使ってANAマイルを貯める
楽天Edyで支払った際のポイントをANAマイルに設定しておくと、支払い200円ごとに1マイルを貯めることが出来ます。
私は、ANAカードやiDが使えない場合に楽天Edyを使用しています。
頻度はそれほど多くありません。
最近では仕事中に立ち寄った喫茶店が楽天Edyのみの対応でしたので、その時の支払いは楽天Edyでした。
楽天Edyの場合はポイントからの交換ではないので、直接ANAマイルが貯まります。
【9】他社ポイントをANAマイルに交換する
ANAマイルに交換できる他社ポイントは多くあります。
有名な楽天スーパーポイントやTポイント、オリコポイントなど、ANAマイルに交換できる他社ポイントは多く存在します。
ANAマイルに交換できるポイントで、主なものは以下の通りです。
- 楽天ポイント:2ポイント=1マイル
- Tポイント:500ポイント=250マイル
- nanacoポイント:500ポイント=250マイル
- マツモトキヨシ:5ポイント=1マイル
- メトロポイント:100ポイント=90マイル
- オリコポイント:1,000ポイント=600マイル
- ENEOS:1,000ポイント=400マイル
だいたい、見た目上のポイントが半分ぐらいになってANAマイルに交換できます。
ただし、実際の価値は目減りしません。
例えばTポイントは1ポイント=1円の価値として使用することができます。
一方ANAマイルは、ビジネスクラスの特典航空券を発券すると1マイルが5円以上の価値になることがあります。
つまり、Tポイントが1ポイント=0.5マイル=2.5円となり、もともと1円の価値しかなかったTポイントをANAマイルに交換することで、2.5倍の価値に転換されます。
楽天スーパーポイントなどは、ポイントが貯めやすいことで有名です。
最終的にANAマイルを貯めるために、楽天スーパーポイントを貯めている人も多いのではないでしょうか。
【10】ネットショッピングでANAマイルを貯める
ネットショッピングする機会があるなら「ANAマイレージモール」を使うことで、ANAカード決済で貯めるポイントとは別に、利用金額によってANAマイルを貯めることができます。
ANAマイレージモールには、家電、ファッション、グルメまで多種多様で300店舗以上の提携ネットショップがあります。
主要なものをあげると以下の通りです。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- Yahoo! ショッピング
- エクスペディア
- ユニクロオンラインストア
- ニッセンオンライン
- ロフト公式ネットストア
- Joshinネットショッピング
- セカンドストリート・オンラインストア
ANAマイレージモールを使うには、ANAマイレージカードかANAカードが必要です。
使い方は簡単3ステップです。
- ANAマイレージモールの中から利用したいネットショップを選ぶ
- [ANAマイレージモールを経由してパートナーショップサイトへ移動]というボタンをクリック
- ANAマイレージ番号とWEBパスワードを入力
これで、提携ネットショップのWEBサイトに移動しますので、あとは提携先のサービスを利用するだけです。
登録料も年会費もかかりませんので、ANAマイレージカードかANAカードを持っていれば誰でも使うことが出来ます。
例えばANAマイレージモール経由で楽天市場でお買い物をすると、200円につき1マイルが貯まります。
楽天市場のお買い物でANAカードを利用すると100円で1マイル、つまり200円で2マイルが貯まります。
また、ANAマイレージモール経由でも、提携先の各ポイントは通常通り獲得できますので、200円で楽天スーパーポイントが2ポイント。楽天スーパーポイント2ポイントは1マイルに交換ができます。
- ANAマイレージモール:1マイル
- ANAカード決済:2マイル
- 楽天ポイント交換:1マイル
- 合計4マイル / 200円
ANAマイルの3重取りが出来て200円で4マイルも貯めることが出来ますので、ANAマイル還元率は実に2%です。
実際にANAマイレージモール利用分のANAマイルが計上されるのは、数ヶ月先になります。
お買い物後は気長に待ちましょう。楽天市場の場合で3〜4ヶ月以内です。
キャンペーンによって貯まるマイル数がアップしているネットショップもあります。
そういったショップは100円で3マイルを貯められたり、通常時の3倍になっていることもあります。
ただし、私はANAマイレージモールはあまり使いません。
詳しくは後ほど説明しますが、ネットショッピングをするのであれば、もっとお得にANAマイルを貯めることができる方法があります。
【11】ANAマイル提携店でANAマイルを貯める
ネットショップだけでなく、実際の店舗でもANAマイルを貯めることが出来ます。
先ほどクレジットカードを使ってマイルを貯める章でも紹介しましたが「ANAカードマイルプラス加盟店」の利用です。
ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを使って決済すると、ANAカードのクレジットカードポイントとは別にANAマイルを貯めることが出来ます。
利用する店舗により100円で1マイル、もしくは200円で1マイルが貯まります。
以下のカードが、マイル積算対象となっています。
- ANA一般カード
- ANAワイドカード
- ANAゴールドカード
- ANAプラチナカード
- ANAカード(法人)
また、ANAカードに付帯する三井住友カード発行の「iD」や、JCB発行の「QUICKPay」での支払いも対象になります。
ただ、ANAアメリカン・エキスプレス・カードに付帯する「QUICKPay」での利用は対象外です。
ANAカードマイルプラス加盟店を利用すると、翌月15日頃にANAマイルに直接加算されます。
私が最も利用頻度が高いのがセブンイレブンで、次にENEOSでしょうか。
【12】グルメマイルを活用してANAマイルを貯める
意外とみなさんが利用していないのが「グルメマイル」です。
ANAと提携している「グルメマイル参加店」で食事をし、ANAカードを提示することでANAマイルを貯めることができます。
少しややこしいのがANAカードで「決済」する必要はなく「提示」が必要です。
しかも、店舗によってはクレジットカードでの支払いができない店舗もありますので、ANAカードを「提示」して現金払いが必要な場合があります。
ANAのクレジットカードを見せて、それで支払いをしないで現金を出すというのは、ちょっと変な感じですね。
貯めることのできるマイル数は店舗ごとに違いますが、だいたい100円で1マイルか200円で1マイルになります。
グルメマイルWEBサイトで各店舗の詳細が確認できます。
このお店ではANAマイジレージカード、ANAカードともに、提示することで100円利用に付き1マイルが貯まります。
また、このお店の場合では「カードOK」となっているので、そのままANAカードで支払うこともできますし、ランチで食事してもマイルを貯めることが可能です。
グルメマイル参加店は、居酒屋から高級レストラン、イタ飯屋、カラオケなど様々あります。
このサービスの利用には会計時の申告が必要で、以下のような手順になります。
- グルメマイルWEBサイトで店舗を検索
- 見つけた店舗で食事をする
- 会計時にマイル積算希望の旨を伝える
- 参加店が発行する「マイル受付票」をもらう
こうすることで1〜2ヶ月後にANAマイルが積算されます。
【13】銀行でANAマイルを貯める
銀行でANAマイルを貯めるというと、有名なのは「スルガ銀行ANA支店」かもしれません。
スルガ銀行が展開するインターネット支店で、この支店に口座を開設して、以下のような銀行取引を行うことでANAマイルが貯まります。
- マイル付き定期預金
- スペシャルギフト付き定期預金
- マイル付き住宅ローン
- マイル付きリゾートローン
- マイル付き給与振り込み
- マイル付き口座振替
- マイル付きダイレクト投資信託
- マイル付き外貨定期預金
- SMART BANKサービス(カードローン)
- Visaデビット決済
例えば給与振込口座を、スルガ銀行のANA支店に指定し、毎月10万円以上の給与振込があると50マイルがもらえます。
1年間続けると600マイルを貯めることができます。
他にも、携帯や生命保険の引き落とし口座として指定すると、1件ごとに5マイルもらえます。
1件1件のもらえるマイル数はそれほど多くないですが、日々のちょっとしたお金の動きでANAマイルを貯められるのは嬉しいことです。
その他、どのような銀行取引でANAマイルが貯まるかは、公式サイトをご参照ください。
「スルガ銀行ANA支店」以外にもANAマイルを貯められる銀行があります。
例えばソニー銀行では、口座開設+Sony Bank WALLETの申し込みで500マイルがもらえますし、新生銀行も口座開設をするだけで300マイルもらえます。
まとめ:ANAマイルを貯めるおすすめの13の方法
本記事ではANAマイルの主要な貯め方から意外な貯め方まで、13通りのマイルの貯め方を紹介しました。
王道は飛行機に乗って貯めるフライトマイルです。
ただし、もっと効率的にマイルを貯めることが出来る方法は以下の2つです。
- ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードを利用する
- ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換する
ANA系のクレジットカードも数種類ありますが、色々あって迷ってしまうようでしたら「ANA ワイドゴールドカード」がもっともおすすめです。
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同様にポイントサイトも特性やサービスの違いから複数ありますが、マイルが貯めやすいポイントサイトとしてはハピタスがおすすめです。
ポイントサイトの老舗であり大手である「ハピタス」。お小遣いを稼いだり、ちょっとした副業として利用したり、マイルを貯めるために利用している人が多いでしょう。本記事では、ハピタスを活用してどのようにポイントを稼ぐのか?そ[…]
ただ、ポイントサイト初心者で、まずはミニゲームなんかで小さくコツコツ取り組んでみたいということでしたら、ハピタスよりもモッピーの方が良いかもしれません。