マイルを貯める効果的な手段は主に3つです。
- 飛行機に乗ってフライトマイルを貯める
- クレジットカード決済を利用してマイルを貯める
- ポイントサイトを活用でマイルを貯める
本記事では、このうち「クレジットカードを利用してマイルを貯める」のに適した、陸マイラーへおすすめの究極の1枚を徹底解説します。
陸マイラー人気No1のANA VISAワイドゴールド
結論からです。
マイル還元率、年会費、国際ブランドなどバランスが非常に優れた「ANA VISAワイドゴールドカード」がもっともおすすめです。
もちろん他にもおすすめしたいクレジットカードはたくさんありますが、これだけは!という究極の1枚を聞かれたらANA VISAワイドゴールドカード以外にはないでしょう。
その理由は以下のとおりです。
- 最大マイル還元率1.3%
- ゴールドランクの中では格安な年会費
- 海外での活用に支障がないVISAブランド
- 使いやすいリボ払い制度
- SFCカードへのランクアップが可能
順番に解説していきますね。
ANA VISAワイドゴールドをおすすめする5つの理由
ANAカードとしては他にも人気のクレジットカードが何十種類もあります。

その中で私がANA VISAワイドゴールドカードをもっともおすすめする「究極の1枚」に選ぶ理由について順に解説していきます。
尚、項目にはあげていませんが、おすすめする理由の番外編としては「わたしが使っているから」という理由もあります。
自分で使っているクレジットカードは自信持っておすすめできます。
最大マイル還元率 | 4.0 |
年会費 | 4.5 |
国際ブランドVISA | 5.0 |
リボ払い使い勝手 | 4.5 |
SFC対応 | 5.0 |
じわじわくる愛用 | 5.0 |
総合 | 4.7 |
ANAマイルの最大マイル還元率が1.3%
ANA VISAワイドゴールドの最大マイル還元率は1.3%です。
欲張ればもっとマイル還元率の良いカードももちろんあります。
たとえば「ANA VISAプラチナ プレミアム」は最大マイル還元率が1.8%です。
しかし、このクレジットカードはプラチナランクですので、年会費も比べ物になりません。
ANAのマイルを貯める方法として、有力な手段であるクレジットカードの利用。そんな、クレジットカードを比較検討している陸マイラーが、一度は注目するカードが「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」ではないでしょうか。[…]
クレジットカードの還元率、特にマイルの還元率としては1%以上が優秀なカードに分類されますので、1.3%というのも十分優秀です。
ANA VISAワイドゴールドカードを日常で使用すると、直接マイルが貯まるわけではなく「Vポイント」というポイントが貯まっていきます。
これは三井住友カードのポイントシステムです。
ANA VISAワイドゴールドカードは三井住友カードが発行しているカードですので、まずはVポイントが貯まっていくのですね。
Vポイントの仕組みと基本マイル還元率
Vポイントはクレジットカードを200円利用するごとに1ポイント貯まります。
このVポイントは三井住友カードの会員サイト上から、手軽にANAのマイルに交換することができます。
この時、Vポイント1ポイントがANAの2マイルになります。
クレジットカードを200円利用してVポイントが1ポイント。その1ポイントが2マイルに交換できますので、クレジットカード利用200円で2マイルになります。
つまり、ANA VISAワイドゴールドカードでの基本のマイル還元率は1%です。
マイ・ペイすリボでマイル還元率が1.3%
さらに、ちょっとした工夫でマイル還元率を1.3%にすることができます。
それが三井住友カードが提供しているリボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」の利用です。
このリボ払いサービスを利用することで、クレジットカード200円ごとに1ポイントもらえるVポイントが、もう1ポイントもらえます。
ポイント2倍ということですね。
ただし、追加で獲得した1ポイントは交換率が異なり、ANAマイルへ交換すると0.6マイルになります。
実際は0.6マイルという端数への交換はできませんので、Vポイントの5ポイントがANAの3マイルに交換できることになります。
ANA VISAワイドゴールドカードを1,000円利用するごとに、通常ポイント5ポイント10マイル、追加ポイント5ポイント3マイルの計13マイルを貯めることができます。
- 通常ポイント
5ポイント 10マイル - 追加ポイント
5ポイント 3マイル
1,000円の利用で13マイルになるということは、マイル還元率は1.3%になりますね。
ANAゴールドカードの中では最安の年会費
ANA VISAワイドゴールドの年会費は最安で税込10,450円です。
世の中には年会費無料のゴールドカードも存在しますので、ゴールドカードの中で最安値というわけではありません。
ただし、ANAカードという種別の中でゴールドランクのクレジットカードとしては年会費最安値です。
ANAゴールドカードの年会費一覧
クレジットカード | 最安年会費(税込) |
---|---|
ANA ワイドゴールド | 10,450円 |
ANA JCBワイドゴールド | 15,400円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD | 15,400円 |
ANAダイナースカード | 29,700円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド | 34,100円 |
上記のカードは究極の1枚というお題でなければ、どれも陸マイラーにおすすめのANAカードです。
ANA VISAワイドゴールドの元々の年会費は15,400円です。
それに三井住友カードの年会費割引サービスを利用して10,450円になっています。
「ANA JCBワイドゴールド」と「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」はリボ払い利用で5,000円のキャッシュバックがあり、それを含んで考えると年会費は最安値になります。
しかし、JCB系のANAカードは5,000円のキャッシュバックを得るために、それ以上のリボ払い手数料が発生することがありますので、最終的な出費はかなり大きくなる恐れがあります。
年会費割引の仕組み
ANA VISAワイドゴールドカードで受けられる年会費の割引は2つあります。
- WEB明細の利用で1,100円の割引
- マイ・ペイすリボの利用で3,850円の割引
クレジットカードによってはこの2つの割引が併用できないこともありますが、ANA VISAワイドゴールドカードならどちらの割引も適用されます。
1,100円+3,850円の割引で合計割引額は4,950円となり、年会費が10,450円になります。
WEB明細の利用は分かりやすいかもしれません。
毎月送られてくるクレジットカード利用明細書の郵送を止めて、WEB画面上のみで明細が見れるようにするサービスです。
印刷や紙代、郵送のコストが抑えられますので、その分年会費を割引してもらえます。
マイ・ペイすリボは先ほどのマイル還元率の章でも出てきましたね。
マイ・ペイすリボを利用すればマイル還元率をあげつつ年会費も割り引かれます。
三井住友カードのゴールドランクのさまざま特典が受けられ、マイル還元率も最大1.3%もあるANAカードでこの年会費は非常に優秀ですね。
マイ・ペイすリボによるリボ手数料を年間100円に抑える方法
三井住友カード系のマイ・ペイすリボは、WEB上から簡単に繰り上げ返済が可能です。
1,000円単位で残金を調整できますので、毎月「支払金額の確定」のお知らせメールが来たら、WEB画面上から支払残金を「100円以上」に設定してください。
その月に使用したクレジットカード残高によりますが、1,000円単位の繰り上げ返済で支払残金を100円~1,000円の間で調整できるはずです。
尚、マイ・ペイすリボの基本設定金額は、あなたが毎月使用するであろうクレジットカード利用額より下回るように設定してください。
繰り上げ返済は1,000円単位ですが、繰り下げ返済は10,000円単位なので調整が難しくなります。
また、このカードを使い始めた最初の月だけはリボ払い手数料の計算方式が違いますので、支払い残金を500円以上にしましょう。
なかなか文章だけでお伝えするのが難しいので、以下の記事にて画面イメージと合わせて詳しく解説をしています。
ANA ワイドゴールドカードのような、三井住友系のANAカードを使用している場合、「マイ・ペイすリボ」を利用すると以下のような恩恵が受けられます。 年会費の割引 マイル還元率の向上当然リボ払いを利用すると利息[…]
難しいことはいいから!とにかく結論ということでしたら、
- 初月だけ支払い残金を500円以上残してリボ払いする
- 2ヶ月目以降は支払い残金を100円以上残してリボ払いする
の2点だけ覚えておいてください。
世界シェアNo1のVISAブランド
クレジットカードの国際ブランドは想像以上に重要です。
実は、ANA VISAワイドゴールドカードには、MasterCardブランドもあります。
その名も「ANA マスターワイドゴールドカード」です。
マスターカードの方も三井住友カードが発行しているANAカードですので、ここまで紹介したクレジットカードの基本機能は同じです。
あえて「ANA VISAワイドゴールド」としておすすめしているのは、国際ブランドがVISAであることが大きいです。

これは世界のクレジットカードシェアです。
VISAが発行枚数も取引額も圧倒的1位です。
2位のマスターカードも2割程度では使えますが、やはり究極の1枚ということで絞るとVISAブランドは外せません。
JCBブランドのクレジットカードでは海外に行ったときには苦労することになるでしょう。

こちらは国内におけるクレジットカードのシェアです。
やはりVISAがダントツの1位でクレジットカードを利用する上で安心できる存在です。
ANA VISAワイドゴールドの国際ブランドがVISAであることは、日常の中でクレジットカードを利用してマイルを貯めていく上では絶対的におすすめです。
マスターカードやJCBカードでマイル還元率が同じだとしても、クレジットカードが使えるシーンが少ないということは、それだけマイルを貯めるチャンスが少ないということになりますからね。
マイ・ペイすリボ金利調整が簡単
マイ・ペイすリボなら月の手数料1円でも優遇サービスが受けられます。
ここまでの解説で何度か出てきた「マイ・ペイすリボ」ですが、これは三井住友カードが提供しているリボ払いサービスです。
マイル還元率をあげるためと年会費を安く抑えるために、マイ・ペイすリボ利用を前提に話をしてきました。
- 最大マイル還元率が1.3%になる
- 年会費がANAゴールドカード最安値
実はJCBカードにも同じようなリボ払いサービスとして「スマリボ」というサービスがあります。
JCB系のANAカードで人気なのが「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」、通称ソラチカゴールドカードです。
ソラチカゴールドカードでスマリボを使った時の恩恵は以下のとおりです。
- 最大マイル還元率が1.5625%になる
- 年会費のキャッシュバックが5,000円
一見するとスマリボの方が優秀で、JCBブランドのANAカードのほうが年会費を抑えつつマイルを貯められるようにも思われます。
数字上はそれで間違いがないのですが、決定的に違うのがリボ払い手数料の調整方法です。
マイ・ペイすリボとスマリボの繰り上げ返済
どちらもリボ払いサービスである以上、リボ払い残金に対して手数料(金利)が発生します。
ここではあくまで、年会費を抑えつつマイル還元率を最大化するためにリボ払いを利用しているだけですので、金利発生額は少しで減らしたいです。
そのために、必ず行わなければいけないのが「繰上返済」です。
どちらも繰上返済は可能ですので、金利が発生するギリギリの金額だけ残して残りは繰上返済を毎月行います。
スマリボの繰上返済手順は本記事では割愛しますが、マイ・ペイすリボと比較するとかなり面倒なのが特徴です。
- マイ・ペイすリボ
WEB画面上で1000円単位で指定 - スマリボ
銀行かコンビニATMで振り込み
このちょっとした違い分かりますでしょうか?
マイ・ペイすリボはWEB画面上でリボ残金を1000円単位で調整できるのに対し、スマリボでWEB画面上で手続きを行うと全額繰上返済になってしまいます。
全額繰り上げ返済すると金利が一切発生しませんので、年会費キャッシュバックやポイント2倍獲得はできません。
それを避けるためにスマリボではATMなどを使って繰り上げ返済分の現金を振り込む必要があります。
繰り上げ返済手続きを毎月行うことを考えると、利便性はマイ・ペイすリボの方が圧倒的に勝っています。
スーパーフライヤーズカードに切り替えできる
陸マイラーであれば、いつかはスターアライアンスのゴールドメンバー資格を保有できる「スーパーフライヤーズ」取得を目指したいものです。
ANAの会員ステータスがプラチナステイタスになると、スーパーフライヤーズカード、通称「SFC」を申請することができます。
SFCもクレジットカードですので申請すると発行審査が行われます。
ところが、SFCに対応しているクレジットカードを使用している場合は、カードの切替手続きだけで済みます。
クレジットカード | SFC対応 |
---|---|
ANA ワイドゴールド | ○ |
ANA JCBワイドゴールド | × |
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD | × |
ANAダイナースカード | ○ |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド | ○ |
将来をみすえたときに、このSFC対応かどうかは比較的重要になってきます。
スターアライアンスゴールド
SFCを持つことで自動的に「スターアライアンスゴールド」の資格を保有することができます。
スターアライアンスのゴールド資格を持っていると、特に海外旅行での利便性と快適性が格段に向上します。
- 優先チェックインによる混雑回避
- 預入手荷物が優先的に出てくることで待ち時間短縮
- 空港ラウンジ利用で待ち時間リラックス
- 優先搭乗で機内へのスムーズなアクセス
- 預入手荷物の許容量追加で追加料金なし
- 専用セキュリティゲートによる保安検査の混雑回避
他にもメリットはありますが、私が実際に恩恵を受けているのは上記のようなものです。
分かりやすく言うと「誰よりも後に空港に到着し」「誰よりも空港で快適に過ごし」「誰よりも先に空港を後にする」、これがスターアライアンスゴールドメンバーです。
ANA VISAワイドゴールドの基本情報
それではこのクレジットカードの基本情報を見ていきましょう。
基本スペック | |
---|---|
年会費 | 初年度:15,400円(税込) |
2年目以降:15,400円(税込) | |
割引後:10,450円(税込) | |
ブランド | ![]() ![]() |
マイル還元率 | 対応マイル:![]() |
基本:1.0% | |
最大:1.3% | |
ボーナスマイル | 入会時:2,000マイル |
継続時:2,000マイル | |
搭乗マイル:2,000マイル | |
追加カード | 家族:4,400円(税込) |
ETC:無料 | |
電子マネー | iD |
旅行保険 | 国内:5,000万円 |
海外:5,000万円 | |
その他特長 | 家族カード発行可能 |
ゴールドクラスのANAカードとして陸マイラーに非常に人気のあるクレジットカードです。
数あるANAカードの中から、年会費やマイル還元率などのバランスの良さから、究極の1枚として私がおすすめするクレジットカードです。
入会資格について
20歳以上で安定した継続収入が条件
ゴールドカードですのANA一般カードよりは審査は厳しくなります。
とはいえ、以前と比較して最近はゴールドカード全般的に審査が緩くなってきています。
入会資格としては原則20歳以上で安定していて継続的な収入がある人ということになります。
特に年収制限などはありません。
ゴールドカードの発行目安としては年収200〜300万円以上と言われているようです。
20歳以上と明記されているということは、新卒の給料でもちゃんと安定した収入が見込めるのであれば大丈夫というメッセージかと思います。
上記を満たしていて、過去にクレジットカードの支払い遅延や滞納などがなければ、それほど発行条件は難しくありません。
年会費は最安で10,450円
年会費はANAゴールドカード最安値の10,450円(割引後)です。
本来の年会費は税込15,400円とゴールドカードとしては、高くも安くもなく一般的な相場だと思います。
そして先述の通り、WEB明細サービスとマイ・ペイすリボを共に利用することで年会費が10,450円になります。


同じANAのゴールドカードでも、「ANA アメリカン・エキスプレスゴールドカード」だと年会費が31,000円もしますので、それと比較するとお手軽ですね。
年会費無料でETCカード発行
別途申し込みをすることで、発行手数料も年会費も無料でETCカードを利用することができます。
利用実績があれば次年度以降も無料で使い続けられます。
充実した海外/国内保険
付帯保険はANA一般カードと比べるとかなり充実しています。海外も国内もこのカードを利用したかどうかに関わらず自動付帯です。
海 外 旅 行 傷 害 保 険 | 死亡・後遺症 | 最高5,000万円 |
---|---|---|
傷害治療費用 | 150万円 | |
疾病治療費用 | 150万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | |
救援者費用 | 100万円 | |
家族特約 | 有り | |
国 内 旅 行 傷 害 保 険 | 死亡・後遺症 | 最高5,000万円 |
入院保険日額 | 5,000円 | |
通院保険日額 | 2,000円 | |
手術保険金 | 最高20万円 | |
乗継遅延費用 | 2万円 | |
出航遅延費用 | 1万円 | |
手荷物遅延費用 | 1万円 | |
手荷物紛失費用 | 2万円 |
陸マイラー活動するということは、マイルが貯まったら特典航空券を手に入れて海外に行く機会も増えるでしょう。
年会費の安いゴールドカードだと保険でカバーできる範囲が狭くて不安になりますが、ANA VISAワイドゴールドなら保険も充実しています。
ただ、日本の保険が適用されない海外では救急車を使ったり入院したりすると治療費が数百万円になることもあるので、海外旅行の傷害治療補償は150万円だとちょっと心許ないです。
年会費無料かつ自動付帯で「傷害治療費用200万円」「疾病治療費用270万円」が付くエポスカードを併用するとか、クレジットカードに頼らない保険も検討するのがいいですね。
電子マネーはiDや楽天Edyに対応
iDとPiTaPa及び楽天Edyに対応しています。
発行手数料や年会費などはかからず利用することが可能です。
iDはモバイルにも対応していますので、別途申し込みをすることでモバイル用の登録コードを入手することが出来ます。
もちろんApple Payにも対応していますので、Felica対応のiPhoneやApple WatchでiDを使えるようにすることも可能です。
スマートフォンでiDが使えるようにしておくと、自販機やコンビニの支払いでもANAマイルがどんどん貯まっていきます。
例えばセブンイレブンは「ANAカードマイルプラス加盟店」ですので、ANAカードを使って支払いをした場合も、iDを使って支払いをした場合も、決済に伴うポイント以外に、さらに200円毎に1マイルが貯まるのでおすすめです。
フライトで獲得できるボーナスマイル
入会時および更新時に2,000マイルが付与されます
また、搭乗時のボーナスマイルとして25%のボーナスマイルがもらえます。
ANA VISAワイド ゴールドカード以外のANAゴールドカードも全て同じ25%ですから、フライトで獲得できるボーナスマイルに関してはメリットは同じです。
参考までに、以下が東京→ニューヨーク片道で得られるマイル数で、赤枠で囲ってある部分がボーナスマイルですね。
ANAカードゴールド特典
ANA VISAワイドゴールドに限った特典ではありませんが、ANAのゴールドカードを持っているだけで色々な特典を受けることができます。
ANAカードマイルプラス加盟店の利用でマイル獲得
ANAカードマイルプラス加盟店で「ANA VISAワイド ゴールドカード」で支払いをすると、三井住友カードのVポイントとは別に、100円もしくは200円利用毎に1マイルが貯まります。
例えば、ANAカードマイルプラス加盟店で 10,000円(税込み)お買い物すると
ANAカードマイルプラス加盟店は結構あり、ANA公式サイトでの航空券購入や機内販売も含まれます。
空港内の駐車場利用や空港から往復するリムジンバスなども対象となります。
もう少し日常的なところでは以下のような加盟店があります。
- ENEOS
- セブン-イレブン
- 紳士服コナカ
- 紳士服のフタタ
- SUIT SELECT
- DIFFERENCE
- FUTATA THE FLAG
- 西鉄ホテルズ(一部店舗を除く)
- apollostation・出光
他にどんな加盟店があるかは、ANA公式サイトで確認することもできます。
あなたが日常の中で使う店舗も多いのではないでしょうか。特に、セブンイレブンは街中にも店舗が多いので使いやすいと思います。
ビジネスクラス専用チェックイン
ANA国際線運航便を利用する場合、予約クラスがエコノミーでもビジネスクラス専用のカウンターを使うことが出来ます。
混雑しやすいエコノミークラスのチェックインカウンターよりは、スムーズなチェックインが可能です。
ただ、貯めたマイルで特典航空券を発券する場合は、ビジネスクラスを利用することが多いので、実はこの特典の利用頻度はあまり高くないかもしれません。
スカイコインへの交換
貯めたマイルはスカイコインに交換することができます。
基本は1マイルが1スカイコインになりますが、ゴールドカードを持っていて5万マイル以上を交換する場合は交換率が最大で1.6倍になります。
交換マイル数 | 交換後スカイコイン |
---|---|
1~9,999マイル | 1~9,999(1倍) |
10,000マイル | 12,000(1.2倍) |
20,000マイル | 26,000(1.3倍) |
30,000マイル | 42,000(1.4倍) |
40,000マイル | 60,000(1.5倍) |
50,000マイル~ 200,000マイル | 80,000(1.6倍)~ 320,000(1.6倍) |
ビジネスクラスやプレミアムクラスの特典航空券が取れない国内線では、どうしてもマイルの価値が低くなってしまいます。
そういうときは、マイルを直接使うよりもスカイコインにした方がいい場合もあります。
スカイコインで航空券を買って飛行機に乗るとANAマイルが貯まるというメリットもあります。
三井住友カードゴールド特典
ANA VISAワイドゴールドなら、三井住友カードが提供しているゴールドカード特典も受けられます。
- 限度額が高く安心して使える
- ショッピング保険が付帯している
- レストランやホテルの割引特典
などの特典が受けられるのですが、陸マイラーとして一番使える特典はクレジットカードラウンジの利用です。
使えるカードラウンジ
国内の主要ラウンジが無料で利用できます。対象となる空港ラウンジは以下の通りです。
- 新千歳空港 スーパーラウンジ/North Lounge
- 函館空港 ビジネスラウンジ A Spring
- 旭川空港 LOUNGE 大雪『TAISETSU』
- 青森空港 エアポートラウンジ
- 秋田空港 ロイヤルスカイ
- 仙台国際空港 ビジネスラウンジEAST SIDE
- 新潟空港 エアリウムラウンジ
- 富山空港 ラウンジ らいちょう
- 小松空港 スカイラウンジ白山
- 中部国際空港 プレミアムラウンジセントレア
- 富士山静岡空港 YOUR LOUNGE
- 成田国際空港 第1ターミナル IASS EXECUTIVE LOUNGE1
- 成田国際空港 第2ターミナル IASS EXECUTIVE LOUNGE2
- 羽田空港 第1ターミナル POWER LOUNGE CENTRAL/POWER LOUNGE SOUTH/POWER LOUNGE NORTH
- 羽田空港 第2ターミナル エアポートラウンジ(南)/POWER LOUNGE CENTRAL/POWER LOUNGE NORTH
- 羽田空港 第3ターミナル SKY LOUNGE SOUTH/SKY LOUNGE/SKY LOUNGE ANNEX
- 伊丹空港 ラウンジオーサカ
- 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ 「六甲」/「金剛」/「アネックス六甲」/KIXエアポートカフェラウンジ「NODOKA」
- 神戸空港 ラウンジ神戸
- 岡山空港 ラウンジマスカット
- 広島空港 ビジネスラウンジ もみじ
- 米子空港 ラウンジ DAISEN
- 山口宇部空港 ラウンジきらら
- 出雲縁結び空港 エアポートラウンジ
- 徳島空港 エアポートラウンジ ヴォルティス
- 高松空港 ラウンジ讃岐
- 松山空港 ビジネスラウンジ/スカイラウンジ
- 福岡空港 ラウンジTIME/ノース/ラウンジTIME インターナショナル
- 北九州空港 ラウンジひまわり
- 長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア
- 大分空港 ラウンジ くにさき
- 熊本空港 ラウンジ「ASO」
- 宮崎空港 ブーゲンラウンジひなた
- 鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花
- 那覇空港 ラウンジ 華 ~hana~
- ダニエル・K・イノウエ国際空港 IASS HAWAII LOUNGE
実はこのゴールドカード特典はSFC取得後、ANAラウンジが使えるようになってからも重宝します。
国内の地方空港ではANAラウンジが存在しない空港もあります。
そのような空港でラウンジを使いたいと思った時は、このクレジットカードの特典を利用するといいでしょう。
ANA VISAワイドゴルドカードのまとめ
ANAカードは他にも特徴の違った優秀なカードもあり、色々とご紹介したいのですが、本記事では「究極の1枚」にこだわってANA VISAワイドゴールドのみ詳しく解説してきました。
ANAカードそれぞれの発行枚数は調べても出てこなかったのですが、おそらく陸マイラー間ではこのクレジットカードがダントツで人気No1でしょう。
どれぐらい人気かというと、広告宣伝を行わなくても利用者が増えるためアフェリエイトで取り扱われることがほとんどありません。
そのため、アフェリエイトを収入源にしているブログやサイトでは、あまり取り上げられないほど人気です。
- 最大マイル還元率1.3%
- ゴールドランクの中では格安な年会費
- 海外での活用に支障がないVISAブランド
- 使いやすいリボ払い制度
- SFCカードへのランクアップが可能
ただ、本記事を読んだ結果「やっぱり他のクレジットカードとも比較してみたいな」という感じでしたら、以下の記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
クレジットカード選びに悩んでいませんか?マイルが貯まるクレジットカードは数も種類も豊富です。そこで、本記事では陸マイラーにおすすめのクレジットカードを3枚をご紹介します。本記事の対象者 陸マイラ[…]
番外編
ANAの「マイ友」という制度をご存知でしょうか?
よくある紹介制度です。
ANAのクレジットカードも、紹介者経由で発行するとボーナスマイルがもらえます。
ANA VISAワイドゴールドカードの発行でしたら、紹介ボーナス2,000マイルです。
ANAのクレジットカードを発行するときには「マイ友」という制度も覚えておきましょう。
ANAには「マイ友」と呼ばれるプログラムがあります。正規にこのプログラムに登録を行い、紹介番号を持っているANA会員からの紹介を受ける形でクレジットカードを発行すると、ボーナスマイルがもらえる仕組みです。陸マイラーは[…]