TOKYUルートを使って75%でANAマイルに交換する方法を分かりやすく解説

TOKYUルートでANAマイルを交換

TOKYUルートとは、ポイントサイトで貯めたポイントを75%の交換率でANAマイルに交換できる、現状で最高倍率を誇る交換ルートのことです。

各種ポイントサイトから「ドットマネー」と「TOKYU POINT」を経由し、交換を3回行いANAマイルに行き着きます。

ハピタスやモッピーなどの各ポイントサイトで貯めたポイントは、現金や電子マネー、そしてANAのマイルなどに交換して有効利用していきます。

現金や電子マネーであれば各ポイントサイトからのメニューですぐに交換できます。

では、ANAマイルへの交換はどうやって行うのでしょうか?

TOKYUルートを使って75%でANAマイルに交換

もちろんポイントサイトによってはANAマイルへの交換も直接行える場合があります。

しかし、その際の交換率は非常に低く、せっかく貯めたポイントがわずかなマイルにしかなりません。

本記事では、貯めたポイントを効率よくANAマイルに交換するための最適な交換ルートであるTOKYUルートについて解説します。

TOKYUルートとは

まずはじめにTOKYUルートの概要です。

一般的にポイントサイトからANAマイルへの交換は直接できなかったり、出来たとしても非常に交換率の悪いレートで交換するしかありません。

しかし一部の事業者はANAと提携することで、自社のポイントを高い交換率でANAマイルに交換できるサービスを用意しています。

ここで解説するTOKYUルートも、本来はTOKYU POINT(以降、TOKYUポイント)からANAマイルへの交換率が非常に良いことに目をつけ、だったら、ポイントサイトのポイントをTOKYUポイントに交換できれば、結果としてANAマイルへもいい条件で交換できることを利用したものになります。

  • TOKYUポイントからANAマイルへの交換倍率は75%ととても高いらしいよ?
  • じゃあ、ポイントサイトで貯めたポイントもTOKYUポイントに交換できれば良いわけね?
  • ポイントサイトからTOKYUポイントへは直接交換できないけど、何かを経由すれば可能かな?
  • TOKYUポイントに交換できる交換サイトってどこがあるんだろう?

貯めたTOKYUポイントをANAマイルに交換するのは、提携関係にあるポイントであるため非常に簡単です。

じわじわくる
しかし、ポイントサイトで貯めたポイントをTOKYUポイントに交換するためには一工夫必要となります。

なぜポイントサイトからANAマイルに交換ルートを使うのか?

ポイントサイトによっては交換ルートなど使用しなくても直接マイルに交換できることがあります。

たとえば私が愛用しているポイントサイト「ハピタス」ではJALマイルへの直接交換が可能です。

その際の交換率ですが、2ポイントが1マイルになりますので交換率50%になります。

後ほど説明しますが「ドットマネー」という交換サイトでは、ANAマイルに直接交換することができますが、その際は300ポイントが85マイルですので交換率は28.3%です。

つまり交換ルートを使用しなくてもANAマイルやJALに交換することはできるものの、その場合の交換率は極めて低く、せっかく貯めたポイントが効果的にマイルへ変換することができないのです。

もちろん、「交換ルートのことを考えるなんて面倒だから直接交換でいいや!」というのもありです。

実は以前までは別の交換ルートで90%の交換率でANAマイルに交換できていた時期もありました。

そういう交換率の高いルートが徐々に閉鎖され、90%が81%になり、81%が75%になってきている経緯がありますので、もしかしたらいずれ交換率は50%ぐらいで落ち着くのかもしれません。

そうなったときはまた考えるとしても、せっかく頑張って貯めたポイント、少しでも交換率高くマイルに交換したいですよね。

TOKYUルートでポイントがマイルに交換されるまで

本記事で主題にしているTOKYUルートを使って、ポイントサイトで貯めたポイントがマイルに交換されるまでを詳しく解説していきたいと思います。

まずポイントサイトと一口に言っても数多くあります。またマイル(マイレージサービス)も各航空会社が提供していますので、本記事では主要なポイントサイト、特に有名なポイントサイトであるハピタスからANAマイルに交換されるまでを中心に解説していきます。

尚、モッピーやちょびリッチなどのその他のポイントサイトからでも基本的には同じ流れになりますので参考にはなるかと思います。

各ポイントサイトからの交換手順としてはざっと以下の通りになります。

STEP 1
ドットマネーに交換
ハピタスで貯めたポイントを「ドットマネー」に交換する
STEP 2
TOKYUポイントに交換
「ドットマネー」のポイント(マネー)をTOKYUポイントに交換する
STEP 3
ANAマイルに交換
TOKYUポイントをANAマイルに交換する

主にこの3ステップです。

それぞの交換率も加味して流れを図示すると、以下のようになります。

じわじわくる
貯めたポイントを満額マイルには交換できませんが、現時点ではこれが最高倍率の交換ルートになります

TOKYUルートの交換率

すでにお伝えしたとおり、TOKYUルートの交換率は75%になります。

なんだ、せっかく貯めたポイントが25%も無くなってしまうのか!と残念な気持ちになる人もいるかもしれませんが、現時点でこれ以上の交換倍率でANAマイルを手に入れる方法はありません。

でも、見方を変えると実は75%の交換でもとてもお得なことが分かります。

一般的にポイントサイトで貯めたポイントは1ポイントが1円の価値を持ちます。

上記の交換ルートの例で挙げたハピタスやモッピーでもそうです。

分かりやすい例として、ハピタスで貯めたポイントは銀行振込という形で現金に交換することもできますが、その時の交換レートは300ポイントが300円になります。

しかし、ANAマイルは1マイルが1円以上の価値を持ちます。

具体的に1マイルがいくらかは使用方法によって変わるため特定しづらいのですが、例えば特典航空券でビジネスクラスのチケットを発行した場合は1マイルが10円以上の価値になるケースもあります。

つまり本来1ポイント=1円であったものがTOKYUルートを使ってANAマイルに交換することで25%分目減りして0.75マイルになってしまいますが、その0.75マイルが円換算で7.5円の価値になることがありますので、ポイントサイトからANAマイルに交換することで価値が7.5倍になった計算になります。

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交換率のポイント
  • 交換率は75%になるので見かけ上は少し実数が減ってしまう
  • ANAの1マイルは1円以上の価値になり最終的には1ポイントの価値が跳ね上がる

TOKYUルートのメリット

過去にあったソラチカルートやLINEルートと比べて交換率が少し落ちてしまうTOKYUルートですが、それらと比べていい点もあります。

それはTOKYUルートを使って交換できるANAマイルの上限が非常に高いことです

例えばソラチカルートでは、ルートの最後のANAマイルに交換するところで交換上限2万ポイントという制限がありました。

交換率は90%と非常に高かったのですが、月に貯められるマイルは2万ポイントの90%で18,000マイルが上限でした。

もちろん、TOKYUルートでも無制限というわけではありませんが、必ず通る制約はドットマネーからTOKYUポイントに交換する際の月間10万マネーという制約のみです。

つまりポイントサイトで月に10万ポイント以上貯めても、それ以上はANAマイルに交換できませんよ、ということになりますが、よほどポイントサイトに真剣に取り組んでいる人でない限り月間10万ポイントも稼ぐのは至難の技ですので、多くの人にとっては気になる制約にはなりません。

おそらく普通にポイントサイトを利用している人で月1~3万程度稼げる感じですので、月間10万ポイントの上限というのはほぼ無制限に近いものと思ってください。

もし月10万ポイントは稼ぎたいということでしたら、複数のポイントサイトを使い分けることが必須となります。

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安全でおすすめなポイントサイト3選

TOKYUルートの制約事項/デメリット

このTOKYUルートを使うことのデメリットとしては、交換を始めてからANAマイルに変換されるまでの期間が長いということがあります。

ポイントサイトによっては貯めたポイントを直接ANAマイルに交換すれば、交換率は20~30%程度になってしまうものの約2週間ほどでANAマイルへの交換が終わるものもあります。

詳しくは後述いたしますが、それぞれの交換のタイミングで締日と反映日という設定がされていたりして、3日~1ヶ月ほどのタイムラグが発生いたします。

なので「今すぐマイルを使いたいからポイントサイトから交換しよう!」と思ってもそれは難しく、どちらかといえば毎月コツコツとポイントサイトでポイントを稼ぎ、貯めたポイントを毎月コツコツとANAマイルに交換していくというやり方に適しています。

ポイントからマイルへの交換は時間がかかるので計画的にやりましょうね

その前にそもそもポイントサイトとは

ここまでTOKYUルートの概要を説明する際に「ポイントサイト」というワードがたくさん出てきましたけど、みなさんはすでに利用していますかね?

ポイントサイトとは一言で言ってしまうと、ネット上に掲載されている企業広告を利用することで、各サイトが独自に運営しているポイントをもらえるという仕組みです。

企業が製品PRや販促の目的で出稿している広告を利用して、サービスを利用したり商品を買ってくれた利用者に対して、ポイントという仕組みで還元しているような形になります。

もう6年以上もポイントサイトを利用している私が言うのもなんですが、決して怪しいものではなく、どうしたらポイントが貰えるのか?なぜ貰えるのか?の仕組みがハッキリしていますので、決して怪しい仕組みなどではありません。

高還元率が自慢のハピタス

そんなポイントサイトの中でも私が特に愛用しているのがハピタスというポイントサイトです。

それぞれのポイントサイトは競合に打ち勝つために、さまざまなアピールポイントを持っていますが、ハピタスの特長は「利用できる広告案件数が多い」「広告利用時の還元率が高い」です。

ポイントサイトを利用してポイントを貯めるときに悩むのが、どうやってポイントを貯めよう?ということになります。

日常的に分かりやすい例としては、楽天でお買い物をするときにハピタスにある楽天の広告経由で楽天サイトに移動して、後は普通に買い物するだけで楽天ポイントの他にハピタスのポイントももらえます。

楽天であればどこのポイントサイトでもだいたい利用できるのですが、楽天以外のネットショップでお買い物をする場合、ポイントサイトによっては該当の広告が用意されていなかったり、用意されていたとしてもポイント付与率がとても低かったりします。

もちろんハピタスといえども、全国のネットショップを全て網羅しているわけではありませんが、他のサイトと比べてカバーしている範囲がとても広いのです。

つまりその分だけポイントを貯める機会に恵まれ、結果としてより多くのポイントを貯めることができるようになる。そんな特長をもったポイントサイトがハピタスです。

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陸マイラーに優しいモッピー

ハピタスと併用して私が愛用しているのがモッピーです。

ポイント還元率などはハピタスにも劣らない上に、ANAマイルやJALマイル交換キャンペーンなども頻繁にやっています。

陸マイラーを対象としたキャンペーンを展開するのはハピタスかモッピーぐらいしかありませんので、陸マイラーであればうまく使い分けることをおすすめします。

モッピーのANAマイルキャンペーン2

交換サイトの.money(ドットマネー)とは?

一方、ドットマネーは厳密にはポイントサイトではありません。

もちろんハピタス同様にポイントを貯めることも出来るのですが、色々なところで貯めた各種ポイントをまとめるサービスが主軸となります。

ハピタスやモッピーなどのポイントサイトで貯めたポイント、セゾンカードで貯めた永久不滅ポイント、その他アンケートサイトで貯まったポイントや電気を使って貯まったTEPCOポイントなど、様々なポイントを1箇所にまとめることができます。

世の中にいろんなポイントサービスがありますが、あっちで○○ポイント、こっちで○○ポイントとバラバラに貯まっていくと活用しづらいですよね?

それを全て集約してくれ、その集約したポイントをまとめてANAマイルや楽天ポイント、そして本記事のテーマであるTOKYUポイントに交換してくれるのです。

ドットマネー自体はANAマイルを貯めることに特化したサイトではありませんので、以下のような人に利用されています。

  • 知らずしらずにうちに色んなポイントが貯まっているが使い切れていない
  • さまざま種類のポイントを持っているが、ひとつひとつが細かすぎて活用できない
  • 色んなポイントサイトで少しずつポイントを貯めていこう
  • 節約生活のために高い交換レートやキャンペーンを利用したい

TOKYUルートのキーになるTOKYUポイントとは?

TOKYUポイントは東急グループを始めとしたポイント加盟店で利用することで貯めることができるポイントです。

後述しますが、これを貯めるためには東急が発行しているクレジットカードが必要になり、そのクレジットカードを使って決済した際にポイントが付与されたり、加盟店でのお買い物時にカードを提示することでポイントが貯まります。

加盟店が東急沿線に多いようですので、東急沿線にお住まいの方は利用価値が高いかもしれません。

皆さんのよく知っているところではマルキュー(109)やヒカリエなどでの利用でポイントを貯めることができます。

「ハピタス」からANAマイルへの交換の流れ

この図に従って説明していきますね

では具体的にポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換していく流れを順を追って見ていきましょう。

どのポイントサイトでも大きな流れや手順は変わりませんので、ここではハピタスの場合を説明いたします。

ハピタスを利用する上での注意点として、ハピタスで毎月ドットマネーに交換できるポイントは3万ポイントが上限となります。

毎月3万も稼げれば年間で36万ポイントにもなりますので十分かと思いますが、実際ポイントサイトで月3万ポイントを稼ごうと思うとなかなか大変です。

ですので、「な~んだ、月にたったの3万ポイントしか交換できないのか~」と残念に思わないでくださいね。

毎月3万ポイントずつANAマイルに交換すると、TOKYUルートの交換率75%で計算すると毎月22,500マイル、年間で27万マイルも貯まります

ハイシーズンにファーストクラスでヨーロッパまでの特典航空券をとっても18万マイルですからね。

ビジネスクラスだとさらにその半分ぐらいのマイルになるので、27万マイルあるとそれなりに海外旅行が満喫できると思いますよ。

じわじわくる
ビジネスクラスとかファーストクラスで優雅に旅行したいですよね

ハピタスからドットマネーへの交換

ハピタスで貯めたポイントをTOKYUルートを利用してANAマイルに交換するには、まずはドットマネーへ交換することになります。

ドットマネーに限らず、ハピタスからポイントを交換する際にかかる時間ですが、サイト上には以下のような記載があります。

通常、交換申請をいただいた翌日から3営業日以内に交換手続きが行われます。
営業日とは、土日祝祭日を除いた、月曜日~金曜日となります。

つまり図で示すと以下のようなことになります。

ハピタスで月曜日に交換を実施すると、最も遅いケースで木曜日にドットマネーへの交換が完了します。

注意点としてはハピタスで月曜日に交換を実施すると、木曜日には自然にドットマネーに交換されているわけではなく、発行される「ドットマネーギフトコード」をドットマネーサイトで登録する必要があります。

AmazonギフトコードやiTuneギフトコードなどと同じですね。

まずハピタスのサイト上で交換を実施すると、以下のようなメールが届きます。同じものがハピタスのサイト上でも掲載されますのでご安心ください。

今回のケースではハピタスの交換上限である3万ポイントをドットマネーに交換しています。

その後、営業日ベースで最長3日お待ち下さい。

今までの経験上、この後音沙汰なしという事態は1度もありませんので、3日待てば以下のようなメッセージが届きます。

図を見てもらうと交換が完了したのが6月3日だと分かります。

この交換を実施した日は6月2日でしたので、このケースでは申請してから翌日に交換が完了しています。

セキュリティ上の理由からぼかしをいれていますが、メッセージ内にURLリンクが3点あるのが分かるかと思います。

それぞれクリックすると、ドットマネーに登録できるギフトコードが1万ポイント分ずつ表示されますので、それをコピーするなり控えるなりしてからドットマネーのサイトに行きます。

今回は3万ポイントを交換していますので、上図にあるような電子マネーIDが3点発行されます。

漏らさずドットマネーに登録してください。

じわじわくる
ドットマネーへの交換は、交換完了後にギフトコードの登録が必要になりますので忘れないように注意しましょう

ドットマネーへの電子マネーID登録

ドットマネーのサイトに行くとギフトコードを登録するメニューがあります。

以下の図のようなギフトコードを入力する欄がありますので、ハピタスで発行された電子マネーIDをコピーして貼り付けるか間違えないように入力します。

以上でドットマネーへの交換は完了となります。

無事交換されたかどうかは、ドットマネーにある通帳を見てみると分かります。

このように、ちゃんと3点合計で3万ポイントが3万マネーとして登録されていれば大丈夫です。

ドットマネーからTOKYUポイントへの交換

さて、ドットマネーに交換が完了したら、次はそれをTOKYUポイントに交換します。

ちなみにドットマネーに交換されたポイントの有効期限は6ヶ月になります。

ですので、何回も交換を繰り返すのが面倒なようであれば、何ヶ月分かをドットマネーに貯めておいて、まとめてTOKYUポイントに交換することも可能です。

私は忘れてしまうのが怖くて毎月こまめに交換していますけどね。

さて、ドットマネーからTOKYUポイントへの交換方法ですが、ドットマネーを「つかう」というメニューの中にポイントの移行先候補がたくさんでてきます。

実はその候補の中にANAマイルも出てくるのですが、冒頭で述べたようにドットマネーからANAマイルに直接交換してしまうと300ポイントが85マイルと激減してしまいます。

時々ドットマネーのキャンペーンで300ポイントが130マイルに交換できることがありますが、それでも交換率は43.3%程度にしかなりませんので、もう1ステップ頑張ってTOKYUルートでANAマイルに交換することをおすすめします。

それでは、ドットマネーサイトのポイント移行先で「TOKYU POINT」というものを探して交換申請をしましょう。

ドットマネーからTOKYUポイントへの交換も即日とはいきません、以下のようなメッセージが表示されると思います。

1日~15日申請分は申請月の下旬頃、16日~末日申請分は翌月の中旬頃となります

つまり、毎月15日までに交換申請をすればその月の下旬にはTOKYUポイントになるのですが、16日を過ぎてしまうと翌月まで待たないといけなくなります。

ハピタスでの上限3万ポイントというのは月末でクリアされますので、月が変わったらすぐにハピタスからドットマネーへの交換を行い、そのままの勢いでTOKYUポイントに変えてしまうのが良いですね。

今回のケースでは6月3日にドットマネーへの交換が終わっていましたので、そのまま同日にTOKYUポイントへの交換申請も終わらせています。

ハピタスから3万ポイントをドットマネーに交換したはずなのに、上図で6万ポイントになっているのは理由があります。

私の場合ハピタスと並行してモッピーというポイントサイトも利用しています。

この6月3日のタイミングまでにモッピーからも3万ポイントの移行をしていましたので、ドットマネーには6万ポイントが貯まっていたわけです。

さて、これでドットマネー側での交換は完了で、後はTOKYUポイントに反映されるのを待つだけです。

6月15日より前に交換申請を行っていますので、記載されているメッセージどおりであれば6月下旬にはTOKYUポイントに反映されているはずです。

TOKYUポイントのサイトに行って確認してみると以下の通りになっていました。

結果、現状でのTOKYUポイントは23万ポイントになりました。

実は私はANAマイルが結構貯まっていますので、少しTOKYUポイントで滞留させています。

これはANAマイルの有効期限対策です。

特に昨年はコロナの影響で全ての海外旅行が欠便になってしまい、大量のマイルが返還されてきましたからね。

ANAマイルにも3年という有効期限があり、マイルに積算されてから有効期限のカウントが始まりますので、少しでも有効期限を伸ばそうというわけです。

幸いにもANAマイルも近々国内旅行や海外旅行に家族で行ける分以上が貯まっていますし、この時点ですでに国際線の特典航空券もいくつか押さえていますので、しばらくはマイルへの交換が不要になっています。

ですので、ここから先のTOKYUポイントからANAマイルへの交換は、以前に行ったケースで説明いたしますね。

じわじわくる
ドットマネーからTOKYUポイントへの交換は少し待ち時間がありますので忘れないようにチェックしましょうね

TOKYUポイントからANAマイルへの交換

TOKYUポイントからANAマイルへの交換は即日反映されます。ここは早いんです。

ハピタスやドットマネーのときと同じように、TOKYUポイントのサイトから交換先としてANAマイルを選びます。

「750マイル移行」と書いてあるならば、「850マイル移行」や「950マイル移行」なんかもあるのかと勘繰ってしまいますが、残念ながらそのようなものはありません。

ここまでのポイント交換がずっと等価交換で来ていたのですが、このTOKYUポイントからANAマイルへの移行が1000ポイント→750マイルになってしまうため、TOKYUルートの交換率が75%となるわけです。

交換先としてANAマイルを選んだあとは、自分のマイレージ番号と何口交換するかを指定するだけです。

何口というのは一口が1000ポイントになりますので、例えば3万ポイントを交換するのであれば30口ということになります。

少し時期が遡りますが、私の場合は12月11日にまとめて12万ポイントをANAマイルに移行しました。

これは申請した時間帯にもよりますが、その日中か次の営業日にはすぐに反映されますので、ANAマイル側でも確認することができます。

実際、ANAマイルのマイル通帳を見て、以下のような記載があれば交換完了です。

12万ポイントの75%ですので9万マイルになりますね。

もし毎月3万ポイントずつハピタスから持ち出してANAマイルに交換していくと、毎月21,000マイルずつ貯まっていきます。

毎月21,000マイルって結構すごいんですよ?

普通に飛行機に乗ってフライトマイルを貯める場合、例えば東京からニューヨークをビジネスクラスで往復しても21,000マイルは貯まりませんからね。

ANAマイル交換の流れのおさらい
  • ハピタスからの交換上限は毎月3万ポイントまで
  • ハピタスからドットマネーへの交換には最長で3営業日かかります
  • ドットマネーからTOKYUポイントへの交換はタイミングによって1ヶ月近くかかります
  • TOKYUポイントからANAマイルのところで交換率が75%になる
  • TOKYUポイントからANAマイルへの交換はほぼ即日で反映されます

TOKYUルートに必要となるクレジットカード

さて、ここまでTOKYUルートを使って、ポイントサイトのハピタスからANAマイルへ交換するまでの手順を説明してきました。

その中で少し触れましたが、TOKYUルートを使うにはどうしてもひとつ、クレジットカードが必要になります。

それが「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」です。

「すでにクレジットカードを持っているから新規でクレジットカードを発行するのはちょっと」となってしまうと、残念ながらTOKYUルートを使うことはできません。

過去にあったANAマイルへの交換ルートにおいても、何かしらクレジットカードが必要になってきていましたので、もしANAマイルをたくさん貯めたい、そのためにポイントサイトで頑張ってポイントを稼ぐぞ、ということでしたら、このクレジットカードは発行したほうが良いかもしれません。

ちなみにTOKYU系のクレジットカードとしては、「TOKYU CARD ClubQ JMB」などもありますが、こちらのカードではTOKYUポイントを貯めることができてもANAマイルへ交換することができませんので間違えないように注意してください。

クレジットカード基本機能

このクレジットカードは三井住友カードが発行するANAカードとなり、実はTOKYUルートを使わなくてもちょっとしたお得があります。

ANAカード全般に言えることですが、持っているだけで継続的にANAマイルがもらえるのです。

入会時に1,000マイル、年間継続時に1,000マイル、つまりこのカードを持っているだけで毎年1,000マイルがもらえます。

また一般グレード扱いのカードになりますので年会費も高くありません。

元となる年会費は税込みで2,200円になります。

ただし、マイ・ペイすリボを設定して年1回以上リボ払いをすれば年会費の割引を受けられます。

この割引額が結構大きく、税込みで1,374円も割り引かれ、割引後の年会費は税込みで826円になります。

つまり、毎年826円払ってこのカードを維持していくだけで1,000マイルがもらえる計算になりますので、TOKYUルートを使う使わない関わらずマイルを貯める目的で持っていても良い1枚です。

先述したとおり、ANAマイルは使い方によっては1マイルが10円以上の価値を持つこともあります。

単純計算で1,000マイルは1万円の価値を持つことになりますので、年会費826円で1万円換算のマイルがもらえるのは非常にお得です。

それ以外の旅行保険やショッピング補償などは、一般カードらしくそれほど充実はしているわけではありませんが、このグレードのカードとしては最低水準はクリアしている形です。

クレジットカードの基本機能が高いわけではありませんが、持ってるだけで毎年マイルが貯まるのでマイル自動製造機としての役割は優秀です
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マイ・ペイすリボによるリボ払いが気になる人は

リボ払いと聞いて眉をひそめる人も多そうです。

はっきり言ってその感覚は正解だと思います。

リボ払いによって一時的な支払いは減ったとしても、結局トータルでは増えてしまいますので使わないで済むなら使いたくないものです。

少なくともリボ払いによる支払い手数料が、割引額の1,374円を上回ってしまうようでは元も子もないでしょう。

この「マイ・ペイすリボ払いによる年会費割引サービス」は、三井住友系のANAカード共通に多くみられる割引制度です。

陸マイラー必携と言われる「ANA VISA ワイドゴールドカード」にも同じ仕組みが備わっており、以前そのカードを解説した際にマイ・ペイすリボによるリボ払いを最低限に抑える方法を解説しています。

この「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」の年会費を割り引くためには、年1回でも1円以上のリボ払い手数料が発生すれば良いので、計画的に活用すれば1円の支払いで1,374円の割引を受けられることになります。

このリボ払いの計算は少々面倒で、以前書いた内容をここに転載するとそれなりのボリュームになってしまうので、よろしければ以下の記事をご参照ください。

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「マイ友」プログラムでボーナスマイルをGET!

ここまでの説明でTOKYUルートの概要と流れはだいたい分かりましたでしょうか?

いずれにせよこのルートを利用するためには「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」が必須となります。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、クレジットカード発行となればポイントサイトの出番では?ポイントが貯まるのでは?となりますね。

ところが残念ながら、現状このカードを取り使っているポイントサイトはほぼないかもしれません。

少なくとも私が利用しているハピタスやモッピー、Gポイントなどではここ最近取り扱いはありませんね。

ちょうどこのカードが出始めの頃には各ポイントサイトで取り扱いがありましたので、クレジットカード発行に伴うポイントも取得することができたのですが、現状では難しいかもしれません。

その代わり、ANAが提供している「マイ友」というプログラムを利用してこのカードを発行するとボーナスマイルがもらえる制度がありますので、そちらを活用しましょう。

このサービスを利用したときにもらえるマイル数は発行するカードのグレードによって異なりますが、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」は一般カードのグレードに相当しますので発行時に500マイルをもらうことができます。

注意点もあります。以下はANA公式サイトからの引用です。

マイルのプレゼントは、ANAカード、ANAプリペイドカード、ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードそれぞれお一人様1回のみ対象になります。

つまり、すでにこのマイ友プログラムを利用してマイルをもらったことがある人は対象外となりますのでご注意ください。

利用方法は簡単です。紹介申込者用のページに行って紹介者の情報とあなたの情報を入力するだけです。

もし身近にANAカードを持っていて、ANAのマイ友プログラムに正規に登録を済ませ紹介番号を発行している人がいたら、ぜひ一緒にマイルを分け合ってください。

紹介申込者用ページはこちらから

もし、身近に該当の方がいらっしゃらないようでしたら、以下の情報をお使いください。

私は何年も前にANAへ正式に登録を済ませていますので、紹介者の資格を持っております。

紹介者(姓):ヤマグチ

紹介者(名):タカヒロ

紹介者番号:00087404

紹介者は知人友人でも、私のような見知らぬ人であっても有効で、もらえるマイル数に違いはありません。

ちなみに紹介者としては私の情報をご利用頂いても、あなたの氏名や生年月日などが私に伝わることはありません。

私にもマイルが入りますので、誰かが私の情報を使ってマイ友プログラムを利用したであろうことだけ分かります。

これまでも多くの方が私の紹介情報を利用してマイ友プログラムへの申請を行っておりますので安心してお使いください。

併せて簡単な手順も掲載しておきますね。

手順 1
紹介者情報、申込者情報入力

以下の図の通りに紹介者とあなたの氏名をそれぞれカタカナで入力。紹介番号も入力して「次へ」ボタンをクリックすると確認画面へ進みます。

マイ友プログラム応募方法-step1-

手順 2
入力内容の確認
登録内容に間違いがないか確認の上「登録する」ボタンをクリックして完了です。
マイ友プログラム応募方法-step3-
手順 3
完 了
以下のような画面が表示されれば大丈夫です。

非常に簡単ですね。

1分もあれば登録は終わってしまうでしょう。

この後で「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」の発行を申し込んで無事発行が完了すればもれなく500マイルがもらえます。

クレジットカードの申込みから発行完了までは少し時間がかかりますので、マイルが反映されるのはそれ以降となりますが、上記の紹介プログラムに間違いなく記入できていればマイル通帳で確認することができるでしょう。

ちなみにマイ友プログラムの完了画面に「ANAカードにご入会の方はこちら」というボタンがあります。

もしポイントサイト経由でクレジットカードを発行する際は、このボタンからではなくポイントサイト経由で飛んでいくページで発行したほうが良いのですが、先述の通りこのカードについてはポイントサイトでの取り扱いが極めて少ないので、この完了画面のところからカードの発行に進んでも問題ないかと思います。

じわじわくる
ANAカードを発行する機会なんてそれほど無いので、この機会を有効活用したいですね

まとめ

仕事で毎日全国を飛び回るような方でない限り、マイルを貯めるのは容易なことではありません。

そのため、マイルを貯めるためにはポイントサイトの活用が不可欠となります。

そして、ポイントサイトで頑張って貯めたポイントは、少しでもいい条件でマイルに交換したいものです。

冒頭でもお伝えしたとおり、現状でポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するための最高ルートは「TOKYUルート」になります。

もちろん、このルートを使うためにクレジットカードである「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」を持たないといけません。

しかしそのクレジットカードですら、毎年継続的にマイルを産み出してくれますし、申込時にマイ友プログラムを使うことで入会時ボーナスマイルももらえます。

参考までに私の保有マイル数は以下の図の通りです。

ANAのマイル口座

さらにこれが全てではありません。

すでにマイルを使って特典航空券を取得しているのが今年来年でいくつかあります。

イスタンブール(ビジネスクラス3人分)、シカゴ経由フロリダ(ビジネスクラス3人分)、ハワイ(ビジネスクラス1人分+プレミアムエコノミー2人分)、長崎(3人分)、北海道(3人分)、宮古島(3人分)と、あとは本記事の解説でも触れた通り、TOKYUポイントとして23万ポイント(=172,500マイル分)があります。

トータルで何マイルになるかは計算していませんが、ゆうに100万マイルは越していると思います。

昨年は海外こそ行けませんでしたが、沖縄、北海道、広島とマイルを使って旅をしていますし、その前の年までは海外旅行も年2~3回は行っていました。

これも6年以上もハピタスを始めとしたポイントサイトを利用し、コツコツとマイルを貯め、せっせとマイルに交換してきたからですね。

ぜひみなさんも、TOKYUルートを活用してたくさんのANAマイルを貯めてくださいね。

ANAマイルを効率的に貯めるポイント
  • ポイントサイトを活用してポイントを貯める
  • 交換率の最も高いルートでマイルに交換する
  • ルート開通に必要なクレジットカードはマイ友プログラムを活用してマイルを貯める

尚、ポイントサイトを活用してポイントを貯める秘訣は、特性の違う複数のポイントサイトの使いこなしです。

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