コロナ禍の影響でマイルがだいぶ貯まってきています。
みなさんも同様かと思いますが、2020年~2021年にかけて国際線が軒並み欠航になりました。
陸マイラーとしては、せっかく貯めたマイルが活用できないのは非常に残念ですね。
これまでに欠航になった便(国際線)
ANAの特典航空券を取得していて欠航になってしまった便は以下のとおりです。
時期 | 行き先 | マイル数 |
---|---|---|
2020年5月 | マレーシア | 189,000 |
2020年7月 | ハワイ | 195,000 |
2020年10月 | マルタ | 95,000 |
2021年5月 | トルコ | 270,000 |
2021年9月 | タイ | 105,000 |
2022年1月 | ハワイ | 181,000 |
特に残念だったのは初めてのファーストクラスを体験する予定だったタイ旅行がなくなったことですね。
マイルは繰越で使っているので、上記マイルの合算すべてが戻ってきているわけではありません。
しかし、この国際線が飛べない期間も毎月ANAマイルは貯まっていきますので、それなりの量になってきました。
我慢のときなので仕方ありませんよね。
でも、日々日々海外に行きたい想いが強くなってきていて、早く世の中が落ち着いて海外に行けるようにならないかな、という感じです。
この1~2年、マイルを使う機会がなくて貯まってしまっている人も多いのではないでしょうか?
実は先日、来年のシルバーウィークの特典航空券の手配を行いましたが、競争がいつも以上に激しかったです。
一部、ウェブ画面で完結できないところがありましたので、ANA予約センターにもお世話になりましたが、その時オペレーターさんとお話した感じだと、いつも以上に特典航空券手配の電話が多いようなことを言っていました。
2年間丸々マイルを使わない期間だったと想定すると、毎月2~3万マイル×2年分で50万マイル以上貯めている人も多いでしょうからね。
2022年の海外旅行計画
きっとコロナ禍もそろそろ落ち着くはず!という希望的観測のもと、2022年の海外旅行計画も着々と進めています。
2022年になれば本当に飛べるのか?という不安もありつつ、やはり旅行計画を考えているときは楽しいものです。
これまでと大きく変わった点としては、宿の手配の方法でしょうか。
これまでは節約の意味も含めて、宿はairbnbで手配することが多かったのですが、airbnbに掲載されている宿の多くは、キャンセルしても料金が戻ってこないことが多いです。
実は、2021年のゴールデンウィークに計画していたトルコ旅行も、airbnbで手配したところは予約代金が戻ってきていません。
旅行もできていないのに宿代だけ支払うのは勘弁してもらいたいので、それ以降の予約はすべてhotels.comや楽天トラベルを利用して、直前まで予約キャンセルが可能な宿を手配するようになりました。
さて、ということで来年のシルバーウィークの海外旅行は、2021年ゴールデンウィークに欠航になってしまったトルコ旅行に再チャレンジです。
2022年9月のトルコ行きビジネスクラス
まずは行きの便です。
ANAが運航しているイスタンブール直通便は、相変わらず「政府認可待ち」の状態でしたので、トルコ航空(ターキッシュエアライン)にしました。
東京を夜出発してイスタンブールに早朝到着ですので、機内でしっかり寝ていくことで時差ボケを抑えられそうです。
特典航空券を取る上ではANA運航便の方が人気が高いですが、私は行く先の現地航空会社便も好んで使います。
ワクワクした気分が盛り上がっていきますからね。
シートマップは、seat guruで調べると77W機体のビジネスクラスは2-3-2配列。
しかし、ANAのウェブサイトで座席指定をしようと思うと、2-2-2と1-2-1の組み合わせ配列になっています。
どちらが正しいのか分かりませんが、乗ってみれば分かりますね。
他の人のTK199便搭乗記を見る感じですと、ANAの座席指定シートマップのほうが正しいような感じです。
どちらにしてもシートさえフルフラットになってもらえれば、ほとんどの時間は寝て過ごすことになります。
また、ターキッシュエアラインの機内食は受賞歴があるぐらい美味しいと評判ですので、それも楽しみです。
乗る→食べる→寝る→食べる→到着、という流れですね。
この文字面だけ見ると、非常にぐうたらした時間を過ごしているようです笑
到着時間は5:20と若干早めですが、到着したその日から1日を有意義に使うことができますので、現地で十分楽しめそうです。
2022年9月のアテネ発ビジネスクラス
帰りの便はアテネ出発です。
実は、トルコからアテネへの移動や滞在内容については、まだ何も考えていません。
シルバーウィークを利用した9日間の旅になりますので、トルコだけではもったいない、そうだ近くにギリシアがあった!ということで復路便の出発地を変えています。
こんなところも良いかな~と思案中です。
復路はウィーンを起点にしていますので、利用する航空会社はオーストリア航空です。
ウィーン乗り換えでハンガリーやチェコに行った際に利用したことはありますが、長距離便は初めての利用です。
アテネからウィーンまでのOS802便はナローボディのAirbus A321です。
これは、ANAのウェブサイトで座席指定するときも同じ配列ですので、おそらくこの配列で間違いないでしょう。
わずか1時間ちょっとですから、東京から沖縄よりも短い飛行距離です。
エコノミークラスが3-3の配列ですので、3席分を2席にしたのがビジネスクラスになります。
この手のビジネスクラスは、エコノミークラスよりも若干席が広い程度ですので、価格に見合うだけの恩恵はあまりないでしょう。
今回は特典航空券を利用していますので、ウィーン→東京便に合わせてビジネスクラスになっていますが、現金でチケットを手配する場合は迷うことなくエコノミーですね。
乗り換えて東京に戻ってくるOS051便は、機体がボーイング772であることから、ワイドボディの大型機であることが分かります。
オーストリア航空のサイトに掲載されている写真で見ると以下のような感じです。
シートはこちらもフルフラットになります。
復路は出発時間が到着地の東京時間で夜中の1時です。
その後、約13時間の11時間のフライトを経てお昼の12時に東京に到着しますので、機内で少し寝ておくと安心ですね。
特典航空券で他社航空乗継便を利用する際の注意点
ANAのマイルを使って、特典航空券として往路ターキッシュエアライン、復路オーストリア航空のビジネスクラスを取りました。
また、復路はアテネからウィーン、ウィーンから成田へと乗り継ぎを含む便です。
他社航空券の乗り継ぎありの便を、特典航空券で取ったのはおそらく初めてだと思うのですが、少し注意点があります。
通常、ANAのマイルを使って特典航空券を取得した場合、同じクラスの同じ経路で空きがあれば、日程変更は無料で行なえます。
それもANAのウェブサイトから簡単に行うことが出来ます。
燃油サーチャージの改定時期をまたいで予約変更を行うと、追加料金が発生する場合もあります。
ただ、復路のオーストリア航空のように、以下の条件が揃っているとウェブ上から変更が出来ないことが分かりました。
- ANA以外の他社運航便
- 乗り継ぎを含む工程
私は来年の仕事の休み状況を見ながら、一度確保した特典航空券の日程を変更しようと思ったのですが、ウェブ上からでは必ずエラーになってしまいます。
もちろん、予約変更画面で空き情報として表示されているので、特典航空券枠が埋まっていたとかではありません。
何が原因で予約変更が行えないのか、ANAのオペレーターさんでも分からないとのことでした。
みなさんも、特典航空券を取得する際はご注意ください。
結局私は、ANAの窓口に電話することで日程変更に対応して頂きました。
2022年のその他のフライト予定
このトルコ&ギリシア旅行以外にも、2022年のフライト予定として国内線、国際線ともにいくつか予約をとっています。
実際にいつから安心して海外旅行に行けるようになるかは分かりませんが…
国内線のフライト予定
まずは2021年の秋に予定している関西行き。
京都に紅葉を見に行く予定です。
ANAマイルをSKYコインに変えて航空券を購入しており、使用したマイルは約35,000マイル
緊急事態宣言も明けましたので、京都も昔のような賑やかさを取り戻しているかもしれません。
京都なら新幹線で行ったほうが楽かなとも思うのですが、ANAマイルが使える分、飛行機のほうが交通費を安く抑えられるんですよね。
そして、年が明けた最初の旅行は島根県です。
こちらは特典航空券で発券し、使用マイルは24,000マイル
一度、出雲大社に行ってみたいと思っていました。
ついつい国内旅行だと、北海道や沖縄などに行ってしまうのですが、今回長年思い続けていた出雲大社がやっと実現できるかもしれません。
実はこれは、当初予定していたハワイ行きが欠航になってしまったことから、急遽国内旅行に切り替えたものでもあります。
さらに翌月には北海道です。
こちらも、ANAマイルをSKYコインに変えて航空券を取得しています。
65,000マイルほどでした。
この時期の北海道ということで目的はスキーです。
思えば2019年の2月にも北海道にスキーに行き、その時は中国がコロナで大変だね~なんて話をしていました。
例年であれば中国人で賑わっているスキー場が、全然いませんでしたからね。
しばらくして日本も大変なことになりましたけどね。
2022年で予定している国内線のフライトはこの3本のみです。
国際線がうまく機能していない状態が続けば、また新たな予約を行うかもしれませんが、2022年こそは海外に行きたいですね!
国内線のフライト予定をまとめると以下のとおりです。
時期 | 行き先 | マイル数 |
---|---|---|
2021年11月 | 伊丹(京都) | 約35,000 |
2022年1月 | 米子 | 24,000 |
2022年2月 | 北海道 | 約65,000 |
使用したANAマイルは、SKYコインへの交換も含みますので正確ではありませんが、だいたい124,000マイルです。
国際線のフライト予定
1月のハワイ便が欠航になりましたので、最初の国際線は4~5月のゴールデンウィークです。
現地時間で夜の8時に出発して、朝の8時に到着しますので、機内でしっかり睡眠を取ることが時差ボケ対策には重要です。
しかし、日本時間で見ると朝11時に出発して夜11時に到着する便ですので、寝るのはなかなか難しい時間帯です。
この時間帯のフライトは時差ボケを起こしやすいので、それがちょっと心配ではあります。
往復で使用したANAマイルは180,000マイル。
一応シカゴも観光してくる予定ですが、最終目的地はオーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)です。
ANAの特典航空券が開放されるタイミングでは、アメリカの国内線(ユナイテッド航空)の特典航空券は開放されないので、シカゴ往復だけ先に抑えた航空券です。
そのため、別チケットでシカゴからオーランド往復を手配しました。
搭乗時間も短いので、こちらはエコノミーで抑えています。
エコノミーの割には60,000マイルも必要でしたけどね。
シカゴ往復便と分けて取ってしまっているので、東京とオーランド往復で240,000マイルも使うことになりました。
シカゴ到着からオーランドまでは同日乗り換えです。
一応、航空券としては別物になりますが、このような発券でも乗り継ぎだと認められれば日本出国時にシカゴ発オーランド着の便のチケットももらえます。
どのような条件か詳しくは分かりませんが、同じスターアライアンスですので、日本のチケットカウンターで申請すれば大丈夫です。
まぁ実際は、シカゴ空港の場合は一度預け入れ手荷物を引き取って再度税関を通さないといけないので、シカゴでチケットを発行する形でもあまり手間は変わらないかもしれません。
実は、別チケットで発券したもう一つの理由が、乗り換え時間を十分に確保したかったからです。
乗継便で発行すると、乗り継ぎ時間が極端に短いチケットは候補に出てきませんが、それでも選択できる時間の自由度は高くありません。
シカゴ空港のように乗り継ぎに時間がかかる空港の場合、3時間は間を空けたいですし、余裕を見ると4時間ぐらい欲しいものです。
帰りの便は1日前倒してシカゴに到着して、シカゴ観光をして日本に戻ってくる予定になっています。
ちょっと朝早い便しか取れていないのが心配ですね。
WDWでは1日1パークで主要4パークを周り、更にもう一日ユニバーサルスタジオにも1日行く予定ですので、シカゴを観光する体力が残っているかどうかは微妙です。
その場合は、シカゴでのんびり体力を回復しつつ日本に戻ってくる予定です。
続いて、翌月にベルギーに行く予定です。
これは一人旅です。
使用したANAマイルは往復で90,000マイルです。
滞在期間は1週間なんですが、ベルギーの観光はそんなに日数は必要ないようです。
そして、ベルギーからパリとアムステルダムが電車で2時間程度らしいので、ベルギー+どちらかで1週間過ごしてこようと思っています。
季節的にはアムステルダムの方が面白そうかな?と思っていますが、まだこれも航空券を抑えただけで、具体的な旅程はなにも考えていません。
そして9月に、冒頭で紹介したトルコ&ギリシア旅行ですね。
この先2022年11月に祝日が2回ほどあり、合間を有給で埋められるようならもう1本どこか増やす予定でいます。
まだ行ったことない国へ行くか、今年行けなかったタイなどにリベンジするか、どうしましょうかね。
時期 | 行き先 | マイル数 |
---|---|---|
2022年5月 | オーランド | 240,000 |
2022年6月 | ブリュッセル | 90,000 |
2022年9月 | トルコ | 190,000 |
国際線のフライトで使用したANAマイルは、合計で520,000マイルです。
よく頑張って貯めた、というかコロナ禍の影響で2020年と2021年のフライトがすべて欠航した影響ですね。
国際線と国内線合わせると約65万マイル分ほどの航空券を手配していることになります。
そして、手元に残っているANAマイルは、あと45万マイルほど。
TOKYU POINTとして貯まっているのが32万ポイントありますので、ANAマイルに交換すると24万マイルになります。
また、「ANA VISAワイドゴールド」で貯めているVポイントも、ANAマイルに交換しないまま貯まり続けていますので、まだ70万マイル以上の特典航空券を手配することが可能です。
この1~2年は、ANAマイルを使っては戻ってくるの繰り返しでしたので、有効期限が切れるまではまだまだ日があります。
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当サイトでの旅行記も、全然更新できていない状態ですので、マイルを使って色々なところに行きたいですね。
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