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マイルを貯めるようになってから、特典航空券を使って旅行に行く機会が増えました。が、どうしてもマイル単価のことを考えると行き先は海外になりがちです。
異国の地で異文化に触れて、普段は体験出来ないようなことが体験できる海外旅行も素晴らしいものですが、やはり言葉も文化も安心できる国内旅行もいいものです。
特に娘にとっては。
以前から娘が国内のビーチに行きたいと熱望していたので沖縄旅行を検討していました。ところが突然「メロンが食べたい」と言い始めたことから、真逆の北海道に行くことになりました。
時期はちょうど梅雨時。このジメジメした本州を離れてカラッとした涼しい北海道で大自然を感じるのもいいかもしれませんね。
北海道と一口に言っても広く、どこに行くかで見るもの食べるもの体験するものも大きく変わってきます。色々検討した結果、嫁の希望で「十勝」に行くことにしました。
残念ながら特典航空券で家族3人分の発券ができなさそうでしたので、マイルをスカイコインに変えて、ANA旅作でホテル込みのパッケージツアーを申し込みました。
私はプラチナステータスですので、17万マイルをスカイコインに交換すると、1.7倍換算で289,000コインになります。
今回ANA旅作で組み立てた飛行機+宿泊の総費用が、2泊3日で289,300円でしたので、端数の300円のみクレジットカードでお支払い。
出発便は羽田6:55発、十勝帯広空港8:25着のANA4761便、Air Doの運航便です。
朝が早いので羽田空港の第2ターミナルに直結している「羽田エクセルホテル東急」に前泊してからスタートしました。
写真を撮り忘れてしまったのですが、スーペリアツインを予約しエキストラベッド1台をお願いしていたところ、なんとベッド4台の部屋にアップグレードしてくれて、前泊から快適に過ごすことができました。
翌日(本当の旅行初日)は朝早くチェックアウトし、早速羽田空港でお土産を物色する親子…
十勝帯広空港行きのANA4761便は504番ゲートから沖止めしてあるところまでバスで移動です。
フライト時間は1時間半。
座席は全席エコノミーですので、ビジネスクラスのフルフラットシートと比べるともちろん狭いものの、行きも帰りも一番前の席、1D/1E/1Fが取れたので苦もなく本を読んでいる間にあっという間に到着です。
朝早かったこともあって、機内でちょっと仮眠をとろうかなと思っていたのですが、フライト1時間ちょっとでは、そんな暇もありませんでした。
さて、私は1年ぶりの北海道、娘にとっては人生初の北海道の大地です。
十勝といえば、ばんえい競馬で有名なところ。
今回の観光目的のひとつでもあります。
北海道は広く移動も大変なことから、旅作にセットでレンタカーも組み込んでいましたので、空港で手続きをし、最寄りの店舗まで送迎してもらって車を借ります。
車を手配してまず向かったのが「幸福駅」
空港から車で5分程度のところにあります。
今はもう廃線となってしまった、旧国鉄広尾線の駅のようです。
私は知らなかったのですが、一時期テレビでも取り上げられてブームになったこともあったんだとか。
今でも駅舎のような建物が残っていて、当時の列車も停まっていて中に入ることが出来ます。
私たちが普段都内で目にするような車両とは違い、昭和の趣のある、どこかのんびりしたような感じの車内でした。
この壁にペタペタ貼ってあるのは、この駅舎を抜けた先で売っているちょっと大きめの切符です。
みなさん、これに願い事を書いて想いを込めてここに貼っているようです。
ちなみに切符を買うと、貼り付けるための画鋲もセットでもらえます。
幸福行きは途中下車こそできませんが、有効期間が無期限。
マイルも無期限で貯められたらな~、などとゲスなことを考えてしまいます。
幸福駅でしばらくまったりした後、お昼ご飯を食べるために帯広市内へ向かいます。
さすが北海道。道路が真っ直ぐで信号も少ないので、気をつけていないとすぐに制限速度を超えてしまいそうなほどです。
見渡す限りの大地が広がっていて、車で走っているだけでも北海道の雄大な大自然を感じることができます。
今回私たちがお昼ご飯に選んだのは「豚丼 ぱんちょう」。
帯広では豚丼が有名で、豚丼といえばぱんちょう、らしいです。
知っていますか?
あいにく私は知らなかったのですが、ちょうど開店時間に着いたところ、もうそこにはすごい行列が…
私たちは列のちょっと後ろだったので、第1陣では入ることができず、第1陣の方が食べ終わるのを待って店内に入りました。
メニューは豚丼のみ。大きさというか肉の量がいくつか選べました。
味はこってりとしていて、ブター!って感じです。
豚丼が好きな方にはたまらないかも。
見た目以上にボリュームがあるので、肉の量をふつうにしていても食べきるのがつらかったです。
腹ごしらえも終わり、次に向かったのは「十勝ばんえい競馬場」
初日ですが早速今回の旅行のメインイベントです。
嫁のリクエストで、どうしても競馬場で走る生のばんえい馬を見たいそうです。
競馬場ということで東京競馬場みたいなものを想像していたのですが、ちょっと趣が異なるかもしれません。
まず1日のレース数が少ないです。たしか5~6レースぐらい?
お昼すぎに着いたのですが、午前中は1レースも行われていなかったようで、本日の最初のレースが14時半発走です。
発走までは時間があったので、隣接しているふれあい広場で時間を潰します。
100円で売っている人参セットを買って、やぎや馬に与えることが出来るのですが…..
みんな飢えてますね。
近寄っただけでワラワラと群がってきて、馬にいたっては首を激しく振って催促してきます。
元々パドックだったところを改造したようなので、それほど大きな敷地ではありませんが、大きな馬からポニーやにわとりまで、色々な動物と触れ合えることが出来るので、競馬の合間に立ち寄るにはちょうどいいかもしれません。
そんなことをしていると、いよいよ発走時間が迫ってきました。
パドックで各馬の紹介が行われた後、記念にいくつかの馬券を買ってみます。
周りでは馬券を握りしめた中華系の方々が大きな声で声援を送っています。
言葉が分からないのと、アクセントが強いので、本当に声援を送っているのか罵声を浴びせているのか分かりませんでしたが、たぶん声援です。
実際のレースはものすごい迫力です。
ばんえい馬はサラブレットと比べて馬体が大きく力強いので、走っているときの迫力は半端じゃありません。
各馬は重さ1トンもの重りを引き、その上に騎手が乗って手綱を操作しているのですが、さすがに重りはとても重そう。
レースは直線のみで、途中に2つの起伏があります。
展開は通常の競馬のように最初に飛ばしてそのまま逃げ切るか、序盤体力を温存して最期に追い込むか、騎手の駆け引きも見ものです。
残念ながら、私たちが買った馬券はどれも外れ。
テレビなんかでサラブレッドのレースを見ることはあるのですが、ばんえい競馬はなかなか見れないので、なかなかの体験でした。
サラブレットが走る中央競馬と比べると、ファンの数も盛り上がりも欠けているように見えましたが、もっともっと盛り上がってくれるといいですね。
その後しばらくはデザート食べたり、景色を楽しんだりしつつ北海道を満喫し、宿泊先に向かいます。
今回旅作で宿泊先に選んだのは「観月苑」さん。
十勝川のほとりに建つ立派な建物でありつつ、アットホームな感じもあってとてもいいところでした。
お酒を飲まない私たちは、順番に料理が出てくるコース料理があまり好きではないので、朝も夜もバイキングのコースを申し込んでいました。
好き嫌い真っ最中の娘としても、好きなものばかりが腹いっぱい食べられるバイキングは満足だったようです。
部屋に露天風呂が付いている最上階の特別展望室は、部屋も広く備え付けの温泉露天風呂も快適。
あまりに部屋の露天風呂が快適すぎて、結局一度も大浴場には足を運びませんでした。
露天風呂で体を温め、温まってきたら縁で外の景色を見ながら湯涼みし、体が冷えてきたらまた温まる。
あぁ、この真ん中の柱さえなければ、もっと景色が堪能できたのにな~
初日はあいにくの曇り空となってしまい、快晴の北海道の大地を見ることは出来ませんでした。
明日は晴れますように。
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