マイル初心者でも正しい知識を身につけてマイルを貯めていけば年間で20万マイル以上貯めることも十分可能です
飛行機に搭乗した際に営業マンから勧められたマイレージサービス。
知人友人がマイルを貯めて海外旅行に行った話を聞いた時。
たまたまネットを見ていたらマイルに関する特集記事があった。
こんなふとしたきっかけで以下のようなことが気になったりしませんか?
- マイルを貯めると、何ができるんだろう?
- それほど飛行機に乗らない私でもマイルを貯めることはできるんだろうか?
- マイルを貯めるとしたらどんな方法があるんだろう?
マイルとはなにか?
マイルとは1981年にアメリカン航空がはじめた「AAdvantage」サービスを起源とする、航空会社のポイントプログラムです。
飛行機に搭乗した距離によってポイント、つまりマイルが貯まっていき、貯めたマイルは特典航空券の獲得や座席のアップグレードなどに使えます。
また海外の航空会社によってはマイルを購入する制度を設けているところもあります。
マイルを貯める4つの方法
基本的なマイルを貯める方法といえば「飛行機に搭乗する」ことです。
ただし、マイルもその他のポイントサービスとの競争の中で、貯め方や使い方も多様化してきているのが現状です。
本記事で解説している年間で20万マイル以上貯める方法も飛行機には乗らないで貯めることを前提としています。
マイルを貯める方法には以下のようなものがあります。
- 飛行機に搭乗することで貯める
- 航空会社系のクレジットカードで決済して貯める
- 楽天スーパーポイントやTポイントなど、提携ポイントを交換して貯める
- ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換して貯める
本記事で特に重視しているマイルを貯める方法は、4点目の「ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する」です。
マイルの主な使い方
貯めたマイルの使いみちも、基本は特典航空券への交換や座席のアップグレードなど飛行機に搭乗することを前提したものとなります。
しかし、貯める方法と同様に、使いみちも多様化してきており航空会社によっては飛行機以外へのサービスにマイルが使用できるケースも増えてきています。
- 特典航空券を手に入れる
- 購入した航空チケットの座席をアップグレードする
- 航空会社主催のツアー代金の支払いにあてる
- 航空会社の商品販売ページで商品購入代金にあてる
- 他社のポイントへ交換する
おすすめのマイレージプログラム(マイル)はどれ?
航空会社でポイント=マイルを貯める仕組みを「マイレージプログラム」と呼びます。
マイレージプログラムは一部を除いて、ほぼ全ての航空会社が提供しています。
日本で有名なマイレージサービスと言えば以下の4つになるでしょう。
- ANA:ANAマイレージクラブ
- JAL:JALマイレージバンク
- デルタ航空:スカイマイル
- ユナイテッド航空:マイレージプラス
この中で日本人に人気が高いのは、当然ANAとJALになります。
初心者のうちは、このどちらかのマイルに絞って貯めることがおすすめです。
個人的にANAとJALのどちらが好きなのか、行きたいと思っている場所に就航しているのはどちらなのか、で決めても構いませんが、
初心者にとってマイルを貯めやすいのは間違いなくANAマイルになります
ANAマイルとJALマイルの違い
航空会社のサービスとしてもANAとJALには色々違いがあります。
空港で受けられるサービスも違いますし、機内販売や座席指定の仕方も違います。
しかし、これは本記事の本題ではありませんので、マイル周りに絞って違いを一言で表すと以下のようになります。
「JALよりもマイルが貯めやすい」
「JALより特典航空券が取りにくい」
「ANAよりもマイルが貯めにくい」
「ANAより特典航空券が取りやすい」
どちらも一長一短あります。
特典航空券を取ることができる枠に関しては、だいたい1便に付きビジネスクラス4席、エコノミー8席程度と言われています。
そのため、マイルを貯めている人達による特典航空券の獲得競争も起こっています。
ANAの方がマイルが貯めやすい分ライバルも多く、結果として特典航空券が取りにくくなっています。
ANAのマイレージ会員数は2021年6月のANA発表によると3,702万人いるようです。
すべて特典航空券獲得のライバルになるわけではありませんが、かなりの会員数ですね。
一方、JALの会員数については最新データを見つけることが出来ませんでしたが、従来ANAより1~2割程度少ないので想定で3,200万人程度かと思います。
なぜANAマイルの方が貯めやすいのか?
マイルを貯める方法の章で代表的なものを先述しましたが、フライトマイルに関して言えばANAもJALも大差はありません。
その他、「クレジットカード決済で貯める」「提携ポイントを交換して貯める」「ポイントサイトで貯める」で違いが出てきます。
大きく差がつくのが「ポイントサイトで貯める」です。
一般的にポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換するときの交換率はANAとJALで以下のようになります。
だいたい交換率は50%~75%
だいたい交換率は30%~50%
この交換率の違いがマイルの貯めやすさに大きく影響しています。
なぜ特典航空券は取りづらい?
飛行機に搭乗できる客員数は200席以上ありますが、そのうち特典航空券枠として開放されているのは数%に過ぎません。
例えばマイルが20万以上貯まったので、夏休みに家族4人でハワイに行こう!せっかくだからビジネスクラスで行ってみよう、と思ってもかなり厳しいのが現実です。
まず「夏休み」という子どもたち含めた誰もが休みを取るであろう時期であること。
「ハワイ」という日本人にとって抜群に知名度が高く人気の旅行先であること。
さらに、家族4人となると特典航空券枠で開放されている席を全て独占しなければいけないこと。
特典航空券の開放は約1年前から始まります。
1年前に予約画面でスタンバイして、予約開始と同時に申し込んでも滅多に取れません。
特典航空券とは、つまりマイルさえあればタダで獲得できる航空チケットですから元々人気が高いのです。
そういう意味ではANAでもJALでもマイルを特典航空券として利用するのは容易ではありません。
ただし、効果的にマイルを貯める方法があるのと同様、もちろん効果的にマイルを使う方法もありますのでご安心ください。
なぜJALは特典航空券が取りやすいのか?
JALには「特典航空券PLUS」という制度があります。
特典航空券枠は1便につき数%しかなく限りがあると説明しました。
これはANAもJALも同様です。
しかし、JALの「特典航空券PLUS」制度では、枠が埋まってしまっていてもマイルを追加することで特典航空券を取得することが出来ます。
どれぐらい追加マイルが必要になるかは予測残席に応じて変動します。
つまり、使用するマイル数は多くなるものの、ANAと比べてJALの方が特典航空券は取りやすいことになります。
追加マイル数はかなり多くなるケースがあります。
例えばハワイ行きであればエコノミークラスで基本マイル数が20,000に対して、追加マイルは最大で10万マイルを超えます。
特典航空券狙いでマイルを貯めるのは無駄?
ここからは、JALと比べてマイルが貯めやすいANAマイルに絞って解説を進めます。
なぜなら、いくら特典航空券が取りやすくても、そもそもマイルを貯められないと意味がありませんからね。
もしマイル活動を続けていく中で、想定より多くのマイルを貯められるようになってきたら、マイルの移行先をANAからJALに変えることも出来ます。
今後の活動次第で改めて見極めていく形で良いかと思います。
国際線と国内線で多少事情が異なりますので、まずは国際線からです。
国際線でANAの特典航空券を取るには?
ANAの場合、国際線の特典航空券枠は366日前から開放されます。
多くの特典航空券がこのタイミングで埋まってしまいます。
1年以上前には多くの便の特典航空券枠が取られてしまうぐらい特典航空券の獲得は大変です。
しかし、狙い目は提携航空会社の特典航空券です。
ANAは「スターアライアンス」という航空連合に加盟しており、独自で提携している航空会社も合わせると20社以上の航空会社のチケットを特典航空券として発行できます。
特典航空券取得に必要なマイル数は若干変わりますが、シーズンによっては提携航空会社の方がお得な時期もあります。
ヨーロッパ行きであればANA運航便は競争が激しいのですが、オーストリア航空やターキッシュエアラインであればそれほど競争は激しくありません。
北米や東南アジアも同様です。
また、家族3~4人で特典航空券を取ろうと思うと366日前からの計画的な行動が必要になりますが、1~2人であれば結構空きはあります。
例えば以下は、来年のフライトとして私が保有している特典航空券の一部です。
ベルギーのブリュッセル往復は1人なので366日前でなくても空きがありました。
シカゴは妻と2人で、期間としてはGWの真っ只中1週間ですが、こちらは366日前に確保できています。
国内線でANAの特典航空券を取るには?
国内線の場合は366日前ではなく、年2回の夏ダイヤと冬ダイヤが出たタイミングで特典航空券も取得できるようになります。
夏ダイヤがだいたい1月下旬頃、冬ダイヤが8月下旬頃になるのですが、日付は明確にはされていません。
国際線同様に搭乗距離によって必要マイル数が異なりますが、国内線の場合、特典航空券で取れるのは「普通席」のみになりますので、座席グレードによる違いはありません。
ただし国際線と比べると特典航空券に必要なマイル数は少なくなります。
例えば、東京~沖縄で往復18,000マイルです。
実はANAのマイルはSKYコインという電子マネーに交換することができ、SKYコインは航空券の支払いとして使用することができます。
ANAマイルからSKYコインの交換レートは、交換するマイル量や持っているANAカードのグレードにより異なります。
最大で1マイル=1.7SKYコインです。
つまり、18,000マイルは最大で30,600SKYコイン=30,600円に交換することができます。
便を選べば東京~沖縄の往復って30,600もしないんですよね。
国内線の場合はマイルをSKYコインに交換して航空券を購入したほうがオトクになることが多いです
いずれにせよ、特典航空券が取りづらいからマイルを貯めてもムダ!ということにはなりません。
初心者的ANAマイルを貯めるおすすめの方法
結論から言うと、覚えておいてもらいたいANAマイルを効果的に貯める方法は以下3点になります。
- 飛行機に乗ってマイルを貯める
- ANA系のクレジットカードで決済してマイルを貯める
- ポイントサイトを活用してマイルを貯める
それぞれ詳しく解説していきます。
飛行機に乗ってマイルを貯める
これはマイルを貯める方法としては定番中の定番です。
飛行機に乗って貯めるマイルを「フライトマイル」といいます。
ただし3つの方法の中では最もマイルが貯めにくい方法です。
仕事で全国各地を飛び回る人でない限り、フライトマイルだけで年間20万貯めるのは至難の技です。
例えば、以下はドイツから日本までANA便のエコノミークラスでフライトした時のマイルです。
これは私のマイル通帳の一部で片道分しか記載がありませんが、行き先と座席クラスが同じであれば加算されるマイル数は同じです。
つまり、日本とドイツ往復で貯められるマイルは「5,928マイル」です。
仮に月に2回ほどドイツに行くとしましょう。
年間で24回ドイツに行くことになるわけですが、この場合年間で約14マイルを貯めることができます。
20万マイルにはちょっと足りませんね。
まずもって、年24回ドイツに行くという試算は現実的ではありません。
フライトマイルはあまりアテにしないほうが良いでしょう。
ANA系のクレジットカードで決済してマイルを貯める
実はこの方法も定番です。
ふとしたきっかけでマイルを貯めようと思った人が最初に頭に思いかべるマイルを貯める方法が、その航空会社発行のクレジットカードの利用です。
ANAも系列のクレジットカードは何種類かあります。
カードの種類やグレードによってマイルの貯まりやすさに違いがあります。
これは私の実績からのデータとなりますが、ゴールドクラスのANAカードを日常で使い、光熱費やスマホ代などもANAカード支払いすることで年間2~3万マイル程度になります。
初心者の人にとって困るのが、その種類の多さです。
全部で20数種類あります。
それぞれに特長も違えばマイル還元率や年会費も違ってきます。
そこで私のおすすめクレジットカードを3つほどご紹介いたします。
ANA to Me CARD PASMO JCB Gold(ソラチカゴールド)
年会費 | 15,400円(税込) |
国際ブランド | JCBのみ |
マイル還元率 | 基本1.0% |
入会時・継続時マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナス | 25% |
ANA航空券購入時マイル | 100円=2マイル相当 |
東京メトロのPASMOと一体型のクレジットカードです。
PASMO利用時、1乗車につき
- 平日は20ポイント
- 土休日で40ポイント
が貯まり、それをマイルに交換することができます。
メトロポイントに対応した店舗や自販機でもPASMO支払いをすることでポイントが貯まります。
マイル還元率は基本1.0%ですが、年間ボーナスポイントなどをANAマイルに交換することで最大1.125%になります。
次に紹介する「ANA VISA ワイドゴールドカード」と人気を2分するカードです。
「ANA VISA ワイドゴールドカード」の方が年会費を抑えることができますが、メトロポイントを貯める用途が多い人であれば、こちらのほうがANAマイルを貯めやすいです。
ANA VISA ワイドゴールドカード
年会費 | 15,400円(税込) |
国際ブランド | VISAのみ |
マイル還元率 | 基本1.0% |
入会時・継続時マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナス | 25% |
ANA航空券購入時マイル | 100円=2マイル相当 |
ポイント付与のサービス改変(改悪)が入るまでは、ダントツの1番人気だったカードです。
スペックとしては最初に紹介したソラチカゴールドカードとは大きな差がないことが分かります。
ただし、こちらは利用方法によっては年会費を税込10,450円まで抑えることができます。
マイル還元率の基本はソラチカゴールドカードと同様の1.0%ですが、リボ払いを併用すればボーナスポイントがもらえ、最終的にマイル還元率1.3%になります。
ただし、正直にリボ払いを続けるとそれなりの金利が発生してしまうので繰り上げ返済などを利用して金利を最低限に抑えるなどの工夫が必要です。
それらの理由から、ソラチカゴールドかANA VISA ワイドゴールドカードのどちらが良いかは、何を重視するかによって変わります。
- メトロポイントを利用する機会が多くある ソラチカゴールド
- 年会費は極力おさえたい ANA VISAワイドゴールド
- リボ払いの繰り上げ返済などは面倒だ ソラチカゴールド
- 少しでもマイル還元率の良いカードがいい ANA VISAワイドゴールド
メトロポイントを利用する機会が多いからソラチカゴールドにするか、年会費を抑えるためにANA VISA ワイドゴールドカードにするかは悩みどころです。
ANA VISA プラチナプレミアムカード
年会費 | 88,000円(税込) |
国際ブランド | VISAのみ |
マイル還元率 | 基本1.5% |
入会時・継続時マイル | 10,000マイル |
搭乗ボーナス | 50% |
ANA航空券購入時マイル | 100円=2マイル相当 |
これは先ほど紹介したANA VISA ワイドゴールドカードの上位版になります。
プラチナクラスのカードですので年会費も高くなります。
ただし、ここまでに紹介した2カードと比べるとマイル還元率は高く基本で1.5%。
ANA VISAワイドゴールドで紹介したリボ払いとの併用でマイル還元率が最大で1.8%にもなります。
マイルを貯める以外にもプラチナカードならではの特典がたくさんありますので、もし年会費88,000円が大丈夫ということであれば魅力的なカードです。
- ANAの国内空港ラウンジが使用できる(通常プレミアムクラスのみ)
- 世界148カ国、600を超える都市にある1300カ所以上のラウンジが使えるプライオリティ・パスの提供
- プラチナグルメクーポンで2名以上のコース料理で1名無料
- 国内海外旅行の優待価格
- コンシェルジュサービス
忘れてはならない「マイ友」プログラムでマイルを貯める
これもマイルを貯める方法のひとつです。
ANA系のクレジットカードを作成する際に、事前に誰かの紹介を受けることで最大5,500マイルがもらえる、ANAが公式に展開しているャンペーンが「マイ友プログラム」です。
このキャンペーンは期間限定ではなく常設で行われています。
1~2分ほど、紹介申込者登録ページで必要事項を記入するだけですので非常に簡単です。
ただし、マイ友プログラムに正式に申請し紹介者番号をANAから発行してもらっている人しか紹介者になれません。
もし身近に紹介者がいないようでしたら、私の紹介番号を記載していますので、ご利用ください。
以下の記事にて、マイ友プログラムの詳細解説と紹介者番号を記載しています。
ポイントサイトを活用してマイルを貯める
ここまで解説してきた通り、マイルを貯める方法としてフライトマイルは現実的に難しかったです。
またクレジットカードを利用しても、年間2~3万程度のマイルしか貯めることはできません。
そこで、年間20万マイル以上を貯める方法として最有力にあがってくるのがポイントサイトの活用です。
マイル初心者が手っ取り早くマイルを貯める方法としてはもっとも効果的です。
そもそもポイントサイトとはなにか、その概要から解説してきます。
ポイントサイトとは?
ポイントサイトとは、掲載されている広告案件を利用してサービスを利用したり商品を購入することでポイントが貯まる仕組みです。
楽天で購入すると楽天のポイントがもらえますが同じような仕組みです。
楽天との併用も可能です。
楽天で付与されるポイントとはまた別枠で、ポイントサイトでもポイントが付与されます。
つまりポイントサイトを利用して楽天でお買い物すれば、楽天のポイントとポイントサイトのポイントの2重どりが可能になります。
消費者庁の調べでは、ポイントサイトを利用している大多数のユーザーの利用目的は「お小遣い稼ぎ」です。
全体的な割合はそれほど多くありませんが、一部の利用者はポイントサイトで貯めたポイントをANAやJALなどのマイルに交換しています。
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換する際、一般的には他のポイントサイト経由でマイルに交換しますので、おそらく「他のポイントと交換」の中にもマイル目的の人が含まれているのではと思います。
ポイントサイトにも色々な種類がある
一口にポイントサイトと言っても、同等のサービスを提供しているサービス/事業者は数多くあります。
中には怪しげなポイントサイトもあるかもしれません。
しかし、実際に多くの人がポイントサイトを利用してお小遣いを稼いだりマイルを貯めたりしていますので、それほど心配することはないでしょう。
長年サービスを提供してきており、利用者数も多く安心できるポイントサイトとしては以下のようなものがあります。
- ハピタス
- モッピー
- Gポイント
- ちょびリッチ
- GetMoney!
- PONEY
- げん玉
- ライフメディア
- ポイントタウン
それぞれ掲載している広告案件の数や種類、ポイントの還元率などで違いがあります。
ポイントサイトはひとつに絞る必要はないので、ひとつメインとなるものを決めて、その他を併用していくのもありかと思います。
マイルを貯めることを目的にしている陸マイラーの人たちが多く利用しているのが「ハピタス」です。
そこで、上記で上げたポイントサイトの中の「ハピタス」というところを中心に、ポイントサイトでのマイルの貯め方を解説していきましょう。
ハピタスを活用したマイルを貯める方法
ポイントサイトの中でのハピタスの特長は主に以下3点です。
- 掲載されている広告案件数が多い
- ポイント還元率が他と比べて高い
- 補償制度が充実している
ハピタスを活用してマイルを貯めていくためには、まずはハピタス内のポイントを貯めていくことになります。
それが貯まったら、そのポイントをANAマイルに交換します。
ハピタスで年間何ポイント稼げるか?
初心者の方がポイントサイトになにげなしに登録して使い始めた場合、多くの方は月に数百ポイントしか稼げません。
なぜなら単に登録して待っていてもポイントが降ってくるわけではないからです。
初心者の方が目安にするのは毎月2万ポイントです
貯めたポイントのANAマイルへの交換方法は後ほど説明しますが、毎月2万ポイントを稼ぐことが出来れば、ANAマイルは年間で18万マイル貯めることができます。
そのためには、ある程度ポイントサイトの使い方を把握し、毎日毎月こつこつとポイントサイトを利用していくことが重要です。
例えば先ほど紹介した「マイルを貯めるためのクレジットカード」ですが、新たなクレジットカードを発行する際にはポイントサイトにその広告案件が掲載されていないか確認するのが良いです。
ポイントサイトに掲載されている広告案件を経由してクレジットカードを発行するだけで、大量のポイントを獲得することができます。
当然、カード発行に伴う審査や発行されたカードの利用条件、年会費などは一切変わりません。
上の図で見ると、AさんとBさんどちらがオトクかは一目瞭然ですね。
他にも楽天やYahoo!ショッピングなどで買い物する時にハピタスを経由することでポイントが獲得できます。
小さく稼げるものから大きく稼げるものまで、さまざまな広告案件がありますので、自分が利用しやすいものを選んで利用していくだけでポイントがどんどん貯まっていくはずです。
ハピタスに掲載されている案件例
いくつかハピタスに掲載されている広告案件をご紹介します。
まずは比較的気軽に取り組めるものから。
ただし、その分獲得できるポイントは少額です。
これらは、アンケートに答える「だけ」、会員登録する「だけ」で気軽に取り組めてポイントがもらえる広告案件です。
また、先ほど紹介したクレジットカード案件も多く、こちらは比較的大量にポイントがもらえるものが多いです。
これ以外にも、中には10万ポイント以上もらえる広告案件もあります。
さすがに10万ポイントの案件を利用する機会はあまりないかもしれませんので、実際に利用できる案件を積み上げていくことが大事です。
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換すると何マイルになる?
ここまでの解説で、マイルを年間20万マイル以上貯める方法とはつまり効果的なハピタスの活用でした。
ハピタスで毎月2万ポイントずつ貯めていけば、年間で18万マイルになります。
2万 × 12ヶ月で24万マイルにならないのは、ポイントとマイルの交換率の影響です。
ハピタスで貯めたポイントは、1ポイントが1円の価値換算になります。
つまり、ポイントをそのまま現金化した場合、500ポイントであれば500円にすることができます。
ただし、マイルはANAもJALも1マイルの価値が1円ではないため、少し異なる計算方法になります。
まず前提として、ハピタスを始めとした多くのポイントサイトからANAマイルへは直接交換できません。
一部直接交換できるポイントサイトもありますが、交換率が50%を下回ることが多く、1000ポイントを交換しても500マイル以下にしかなりません。
そこで登場するのがTOKYUルートと呼ばれる交換ルートです。
TOKYUルートとは?
TOKYUルートとは、ハピタスなどのポイントサイトで貯めたポイントを、TOKYU POINTというポイントに交換し、さらにTOKYU POINTをANAマイルに交換する方法を指します。
しかも厄介なことに、ハピタスなどのポイントサイトからTOKYU POINTにすら直接交換ができません。
そこで、以下のように交換を3回繰り返すことでANAマイルに行き着くことをTOKYUルートと呼びます。
TOKYUルートでハピタスのポイントをANAマイルに交換する際の交換率は75%になります。
このようにして、毎月2万ポイントずつをハピタスで稼いで、それをANAマイルに交換していくと毎月15,000マイルずつ貯まっていきます。
これを1年間繰り返すと、合計で18万マイルになる計算です。
もちろん、ポイントサイト利用者には毎月2万ポイント以上稼いでいる人もたくさんいます。
そうなってくると、クレジットカードで稼いだマイル分を含まなくても、ポイントサイト分だけで年間20万マイルを大きく超えてきます。
ハピタスのキャンペーンを利用しよう
2021年7月1日中にハピタスに登録すると最大で2,500ポイントもらえる入会キャンペーンが実施中です。
以下のような流れで参加条件を満たすと2,500円相当分のポイント、TOKYUルートでANAマイルに交換すると1,875マイル相当分がもらえます。
ただし、このキャンペーンは正式にエントリーしている人からの紹介経由で入会しないと対象になりませんのでご注意ください。
よろしければ以下よりご登録ください。
私が愛用しているポイントサイトのハピタスで8月限定の入会キャンペーンが展開されています2,100ポイント、つまり2,100円分がもらえる企画ですので、これからハピタスを始めようと思っている人はチャンスですね。[…]
また、2021年7月~9月末までの3ヶ月間、先ほど紹介したTOKYUルートでANAマイルへの交換率が実質93.75%になるキャンペーンも行っています。
純粋な交換率が93.75%になるわけではなく、「実質」というところがミソです。
以下の図のように、ANAマイルへ交換したポイントの内、計20%がキャッシュバックされてくることにより、「実質」交換率93.75%になります。
まとめ
初心者がマイルを貯める方法は3点でした
- 飛行機に乗ってマイルを貯める
- ANA系のクレジットカードで決済してマイルを貯める
- ポイントサイトを活用してマイルを貯める
特に一番大きいのがポイントサイトを活用してマイルを貯める、です。
ポイントサイトを利用したことがない人にとっては未知の世界で、まだまだ不安も多いと思います。
しかし、ハピタスでは年会費や利用料が一切発生しません。
頑張ったら頑張った分だけポイントがプラスされますが、さぼっていてもプラスがないだけです。
うまくいかなかった、使い方を間違えた、運が悪かったといってマイナスにある要素が一切ありませんので、一般的な投資とは全く異なります。
まずは恐る恐るながら登録をしてみて、その後もう一度当サイトに戻ってきてください。
他の記事でハピタスの特性やメリット・デメリット、活用方法などを随時解説していますので、ぜひ参考にしながらポイントを、そしてマイルを貯めていってください。