楽天市場でお買い物するときは「楽天カード」を使っていますか?
楽天カードも大きく3種類に分かれていて、無料の「一般楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアカード」があります。
ご存知のように、楽天市場でお買い物するときは「ゴールド」や「プレミア」カードを利用すると、一般カードよりも多くのポイントを貯めることができます。
しかし、その分年会費が発生してしまいますよね。
さて、一体どっちがお得なのでしょうか?
楽天スーパーポイントのおさらい
楽天市場などでお買い物をすると貯まるのが楽天スーパーポイントです。
楽天スーパーポイントはお買い物に対して何%になるかが、利用方法によって変わってくるのが特徴です。
楽天サービスの利用率が高い人ほど倍率が高くなり、同じ商品を同じ価格で購入してももらえるポイントが多くなります。
私は楽天モバイルを使っていますし、決済も楽天カードで行なっています。楽天市場で何かを買うときはスマホアプリから購入することも多いので、以下の通り基本7倍計算になっています。
それ以外にも、楽天では色々なキャンペーンを展開していて、「ポイント10倍キャンペーン」なんてのがありますよね。
ただし、いつもの7倍+10倍だから、合計17倍(17%)のポイントというわけではないのが要注意です
どちらにも、通常購入分+1%が含まれていますからね。
これは、楽天サイトに掲載されているイベントカレンダーです。
黄色い帯が引いてあるところが、キャンペーンを行っている期間です。
日によって展開されているキャンペーンは異なりますが、ほぼ毎日キャンペーンが行われています。
なるべく多くのポイントを貯めることができるように、うまくキャンペーンを狙って買い物できるといいですよね。
楽天スーパーポイントは、基本的な還元率の高さとキャンペーンの多さによって、他社のポイントよりも貯まりやすいのが特徴です。
そうなると気になるのが、一般の楽天カードから、ゴールドカードやプレミアカードに切り替えると、もっとポイントを貯めることができるのかな?という点です。
つまり「楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード利用 +1倍」のところですね。
クレジットカード決済
楽天市場での決済に楽天カードを利用している場合、ワンランク上げてゴールドカードにすると、ポイント獲得倍率が1%増えます。
楽天ゴールドカードは年会費2,000円(税別)と、ゴールドカードとしては非常に安価なので、これぐらいの出費で楽天市場でのお買い物で得られるポイントが大きくアップするなら検討してみようと思った方も少なくないはずです。
そこで、楽天の一般カードとゴールドカード、さらにその上のプレミアムカードを比較してみました。
結論:楽天ゴールドカードが必ずしもお得とは限らない!?
まず結論からいうと、年間20万円以上のお買い物をするなら楽天ゴールドカードがお得になってきます。
楽天ゴールドカードの年会費は2,000円なので、一般カードと比較して2,000ポイント以上を貯めるためには、20万円のお買い物が必要です。
楽天市場の年間利用額が20万円未満の方、月平均で言うと16,000円以上の買い物を楽天市場ではしないだろうという方は、一般カードの方がお得になります。
また、プレミアムカードは年会費が1万円ですので、年間のお買い物100万円以上になります。
このクラスになると、楽天スーパーポイントで元を取るというより、付帯サービスも含めたトータルで検討することになるでしょう。
それぞれのカードに適した人は以下のような感じになります。
楽天プレミアムカード | – プライオリティ・パスが欲しい人 – 海外傷害保険を充実させたい人 – 年会費10,800円に抵抗感がない人 |
---|---|
楽天ゴールドカード | – 楽天市場で年20万以上の買い物をする人 |
楽天カード(一般) | – 上記以外の人 |
楽天カード(一般)
年会費無料で気軽に持てるカードです。CMでもよく見かけるカードですね。
楽天カードを使うと、楽天市場で獲得できるポイントは以下の通りとなります。
このカードで決済するだけで4%分のポイントがもらえるので、これだけでもかなりお得ですね。
以前は国際ブランドをJCBにすると、nanacoチャージにもポイントが付いていたのですが、2017年11月以降は付かなくなってしまったのが残念です。
それでも年会費無料ですし、楽天関連サービスでの還元も受けられますし、持っていて損はないです。
楽天ゴールドカード
年会費2,000円(税別)で持てる格安ゴールドカードです。
年会費が安いので、他のゴールドカードで受けられるようなサービスは期待できません。
この楽天ゴールドカードを使うと、楽天市場で獲得できるポイントは以下の通りとなります。
一般の楽天カードと比較するとポイントが1%分が多く貯まります。
一般カードとの違いは、このポイント1%分が多い他にも、国内主要空港のラウンジが使えるようになったり、ETCカードの年会費が無料になるなど色々あります。
しかし、「楽天市場で買い物するときにお得なのか?」ということになると、違いはこの1%だけです。
楽天市場で買い物をした際に追加で貯まる1%分のポイントが、年会費を上回ると、ゴールドカードを持つメリットが出てきます。
年間の楽天市場の利用額が20万円以上、もしくは年会費を税込2,160円で考えた場合は21万6千円以上を楽天市場で使う人であれば、ゴールドカードの方がお得ということになります。
楽天プレミアムカード
年会費10,000円(税別)で持てるカードです。年会費を一般の相場と比較すると、一般的なプラチナカード相当のランクではなく、他社のゴールドカード相当になります。
その為、名称こそプレミアムカードとなっていますが、他のプラチナカードに比べるとカード自体のステータスは高くありませんので、上位クレジットカードを持つことで得られるステータスには期待できません。
この楽天プレミアムカードを使うと、楽天市場で獲得できるポイントは以下の通りとなります。
楽天ゴールドカードと同様です。
ゴールドカードと同様の考え方になりますので、楽天市場で買い物をした際に追加で貯まる1%分のポイントが、年会費1万円を超えるのであれば、楽天プレミアムカードの方がお得ということになります。
年間の楽天市場の利用額が100万円以上、もしくは年会費を税込10,800円で考えた場合は108万円以上を楽天市場で使う人であればプレミアムカードの方がお得ということになります。
さすがに楽天市場で年間100万円以上を購入するという人はあまりいないのではないでしょうか。
そのため、プレミアムカードを選択する場合は、楽天市場でのポイント還元率以外の付帯サービスの良し悪しで判断する必要が出てきます。
この楽天プレミアムカードの大きな特徴は「プライオリティ・パス」が付帯してくるところです。
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードの中では、この楽天プレミアムカードは抜群に年会費が安いです。
しかも、このカードで付帯するプライオリティ・パスは、最上位である「プレステージ」会員になりますので、回数制限なくプライオリティ・パスを使用することができます。
他社のクレジットカードでも、年会費3万円以上のプラチナカードクラスになるとプライオリティ・パスが付帯することは多いのですが、1ランク下の「スタンダード」会員であることが多く回数制限があります。
わずか年会費10,000円のカードで、プラオリティ・パスの「プレステージ」ランクを付与出来ているのは、このカードの素晴らしい特徴でしょう。
プライオリティ・パスの使い勝手は海外に行った時に真価を発揮します。
国内では、例えば羽田空港にはプライオリティ・パスが使用できるラウンジは存在しません。
楽天カード比較
カード名 | 特徴 | 年会費 |
---|---|---|
楽天カード | 年会費無料の万能カード | 無料 |
楽天ゴールドカード | 国内ラウンジが利用可能 楽天市場でのポイント+1倍 | 2,160円(税込) |
楽天プレミアムカード | プライオリティ・パス使用可能 楽天市場でのポイント+1倍 海外旅行傷害保険が充実 楽天プレミアムが1年付帯 | 10,800円(税込) |
楽天市場で多くお買い物をする方は楽天ゴールドカードを、年に数回は仕事や旅行で海外に行く方は楽天プレミアムカードを、それぞれ検討してみてもいいでしょう。
ただ、クレジットカードを使う目的がマイルを貯めると言うことであれば、楽天カードはどれも向いていません。
例えば、ANAのマイルを貯めようと思うのであれば、やはりANA提携のクレジットカードがマイル還元率が高く設定されています。
ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードについては、以下の記事で解説していますので、よろしければこちらもご参照ください。
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