【2019年 イタリア旅行記】フィレンツェでドゥオーモに登ってみた

フィレンツェ

早いものでイタリア旅行も折り返し点です。

今回の旅行は、ANAマイルを使って特典航空券で発券していますので、旅行の手配は355日前に行っていました。

約1年間待ちに待ち焦がれた旅行も、始まってみればあっという間ですね。

さて、今日はホストの方に教えてもらったイタリアンコーヒーで爽快な目覚め。

時差ボケも解消し、気分はすっかりイタリア人です。

フィレンツェで借りた宿が郊外の一軒家のため、市街地まではバスで移動です。

バスに乗るためのチケットは、バス停近くの「TABACCHI」で売っています。

日本でいうところのタバコ屋さんです。タバコの他にも色々な雑貨や食料品なんかも売っているコンビニ的存在ですね。

そういえば、イタリアに来てからセブンイレブンやローソンといったような、私たちがよく知っているコンビニは目にしていません。

フィレンツェの場合はatafという市営バスが街中を縦横無尽に走っていて、それぞれ17番ルートや23番ルートなど番号が振られています。

どの番号がどのルートを通るかは公式WEBサイトに掲載されているものの、土地勘がないため、なかなか理解できません。

なので私の場合はGoogleMapで現在地から目的地までのルート検索をして、バス停の場所や何番に乗れば良いのかを確認しています。

注意点としてはGPSの精度がちょっと甘いです。

使っているSIMのせいかもしれませんが、ちょいちょい現在地がズレたり飛んだりします。

あまりGPSに頼りすぎず、周りの道路の形状や建物名などと見比べながら目視で確認するのが良いと思います。

バスは1回1.5ユーロです。

しかも100分だったかな、までは何回乗り継いでもどこまで遠くに行っても1.5ユーロです。

日本のように、距離に応じて金額が変わらないのでシンプルで分かりやすいですね。

また、チケットは日本のように本日限り有効ではありません。

使い始めたときから100分なので、何日かフィレンツェに滞在するならまとめて買っておくといいかもしれませんね。

It’s too hard to clime ドゥオーモ

さて、フィレンツェでどうしても嫁が見てみたいと言っていた「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」にあるドゥオーモ(クーポラ)に行ってきました。

着いた時間がちょっと早かったので、その前に行列が出来ていなかったジョットの鐘楼に立ち寄りました。

これ、高さが約84mあるそうなのですが、全部石階段を自分で登っていく必要があります。

軽い気持ちで立ち寄りましたが、最終層あたりでは脚がプルプル震えてしまうくらいきつく、嫁は途中でギブアップしていました。

ただ、一番上から眺めるフィレンツェの町並みは絶景です。

フィレンツェ観光 ジョットの鐘楼

フィレンツェの街は本当に綺麗ですね。

登るまでがかなり大変ですが、この綺麗な町並みは十分に価値があるでしょう。

同じように登っている各国の方々も何人かは途中でギブアップしていて、ちょっと話しかけてみたら、疲れ切った表情に無理やり笑顔を浮かべて応えてくれているような感じでした。

そんなこんなで時間を潰して、今日の本命のクーポラに向かいます。

向かいますというか、ジョットの鐘楼を出たら大聖堂を挟んで向こう側に入り口があるだけなので、すぐに入り口に到着です。

入場自体は事前に予約をしていたのですんなり入れたのですが、入る直前に気付きます。

そうか…

これもまた登るのか…

…。

ジョットの鐘楼を登ってかなり体力を削られています。

すでに高いところからの街並みは見終わっています。

正直、もう登らなくてもいいかな?と頭をよぎります。

とはいえ、すでに予約してありますし、どちらかと言うとクーポラの方が本命です。

覚悟を決めて登ることにしました。

クーポラは大聖堂の中を通って登っていくのですが、途中で間近に現れる有名な天井画「最後の審判」は圧巻です。

フィレンツェ観光 クーポラ

また、登りきった後はやはりフィレンツェの街を見下ろす絶景です。

すぐ横に、先程登ったジョットの鐘楼が見えます。

フィレンツェ観光 クーポラ

登るならジョットの鐘楼かクーポラかどちらかで良いでしょう。

本当に疲れますよ。

疲れ切った私たちは、ちょっと早めのランチを取ることにしました。

向かったのは、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂からヴェッキオ宮殿方面に5分ぐらい歩いたところにある「I’ Girone De’ Ghiotti」というパニーニ屋さんです。

メニューの名称は忘れてしまったのですが、それぞれ番号が振ってあって15~16番ぐらいまでありました。

お店の人のおすすめは、No1、No4、No10だそうです。

ちなみに日本語のメニューもありました。

ただ、日本語メニューを見ても分からないかもしれません。

パニーニに挟まれている具材やソースなどの説明書きが日本語で記載されているのですが、よく知らない具材もありました。

結局食べたことのないものの味を事前に想定するのは難しいので、食べてみてからのお楽しみです。

私はNo1のパニーニを注文したのですが、ものすごく美味しかったです。

ただ、メニューに辛口ソースと書かれていた通り、ちょっとピリ辛です。

辛いものが苦手な人はNo4の方がおすすめです。

嫁がNo4をオーダーしましたが、挟んであるチーズが絶品でした。

このお店のパニーニは本当に美味しいのでおすすめです。

ランチの後はのんびり散歩

ランチの後は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の本体にも入ろうと思いましたが、ものすごい行列になっています。

入り口から始まって、ぐるっと大聖堂を囲むような行列です。

行列で時間を浪費するのも勿体ないため、大聖堂は諦めてあたりを散策しました。

パニーニ屋さん近くのヴェッキオ宮殿を横目に通り過ぎて、

フィレンツェ観光 ヴェッキオ宮殿

そのまま直進すると、ヴェッキオ橋です。

ヴェッキオ橋のものすごい人混みを抜けて、途中の露天でお土産を買いつつピッティ宮殿で一休み。

フィレンツェ観光 ビッティ宮殿

私たちは宿からバスでスタートし、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂近くで下車していますが、多くの方はスタート地点がサンタ・マリア・ノヴェッラ駅かと思います。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から大聖堂を経由して歩いてくると、ちょうどこのピッティ宮殿が30分地点ぐらいになります。

歩き疲れて休憩するタイミングということもあって、多くの観光客たちがピッティ宮殿の前でゴロゴロしながら休憩していました。

晩御飯は、この近くで美味しいと評判のレストランに行こうと思っていたのですが、まだちょっと時間が早いです。

そして、ジョットの鐘楼とクーポラで体力を使い果たした私たちの体力も、もう残っていません。

このまま晩御飯の時間まで観光を続ける元気もありませんでしたので、宿に戻ることにしました。

スーパーで惣菜を買ってバスで宿に戻ります。

いやぁ、今日はよく歩いた、よく登った、とても疲れました。

明日は休憩日にして、のんびり過ごしましょうかね。

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