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ローマは今日が最終日です。
午後の列車でフィレンツェへ向かいます。
まだまだ見どころはたくさんあったのですが、これが悲しい日本人のせわしさですね。
とはいえ午前中はちょっと時間があったので、雰囲気だけでも楽しもうとバチカン市国を見学してきました。
ローマ宿はチェックアウト時間が10時でしたので、荷物はテルミニ駅の荷物預かり所に預けました。
荷物預かり所は以前は地下にあったようですね。今はちょっと変わって1Fにあります。
駅の中からもアクセスできるのですが、ショッピングゾーンを抜けていく必要がありちょっと分かりづらかったです。
荷物預かり所の看板を辿っていくと、駅の外に向かうルートと、駅の中から行くルートの双方の看板があって、少し混乱しました。
たぶん、駅を抜けたところにマクドナルドがある方面から1回外に出て、回り込むように向かったほうが分かりやすいかもしれません。
荷物預かり所はいつも行列が出来ています。私も預けるために30~40分ほど並びました。
これは引き取る時も同じ列になります。私は引き取る時も30分ほど並びましたので、少し時間に余裕を持っておいた方が良さそうですね。
午前:バチカン市国
テルミニ駅から地下鉄で移動すること20分ぐらい。
ローマの中にある世界最小国家にして、国すべてが世界遺産になっているところです。
映画の中にもよく出てくる場所です。
バチカン美術館などは要予約で、見て回るのに相当時間が必要ということで今回はパスしました。
向かったのはサン・ピエトロ大聖堂。
なにこれ、すごい!
サン・ピエトロ大聖堂はサン・ピエトロ広場にあるのですが、まずもってこの広場がすごい。
私はカトリックではないので、宗教的なことは分からないのですが、それでも壮麗さと厳粛さを感じます。
サン・ピエトロ大聖堂は無料で入れるらしいので、可能なら中に入ってみたいと思っていたのですが、ものすごい行列が出来ていました。
結局、どこにも入りはしませんでしたが、外観だけでも十分バチカンの雰囲気を感じることが出来ました。
フィレンツェへ移動
まずは一旦テルミニ駅に戻り、特急列車Italoの時間を待ちます。
私は事前にネット予約していました。
実は予約する際に座席の変更ができるのですが、最初にローマ→フィレンツェ間を予約したときには、そのボタンに気が付かず…。
座席は2列+2列の4席配置になっていて、シート番号の1番から4番までが1列目、5番から8番が2列目となっています。
私たち3人は4番、5番、6番でした。
一見、3人横並びなのですが、4番と5番で列が折り返しますので、結果としては少し離れた席になりました。
これからitaloを予約しようと思っている方はご注意くださいませ。
また、電光掲示板に遅延状況と乗り場が表示されるのですが、日本の新幹線のように先の列車まですべて乗り場が決まっているわけではありません。
10~15分前にならないと乗り場の番号が表示されません。焦らず待ちましょう。
また、各車両の連結部分に荷物置き場があるのですが、それほどスペースは多くありません。
私たちは比較的早い段階で乗車したので3人分すべて置くことが出来ましたが、後から来た人は置くことが出来ずに困っているようでした。
ローマのテルミニ駅からフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅までは1時間半です。
途中の風景はのどかです。
観光地となっているローマの喧騒は微塵もなく、のどかで生活を営んでいる息吹を感じながら、ぼーっと外を眺めていました。
到着後は駅前のスーパーで明日の朝食などの食材を調達し、タクシーを拾って宿へ向かいます。
フィレンツェの宿もAirbnbで手配していて、ちょっと郊外にある一軒家貸し切りタイプです。
入り口の鉄門から建物まで100mもある広大な敷地の中に、私たちが借りたヴィラ1棟と、その横にホストの方が住んでいる家があります。
間取りはキッチン、ダイニング、リビングの他、ベッドルームが3つ、シャワーとトイレが2つずつ、バスタブ1つという造りです。
これで3人合わせて1泊1万円ほどなので、ホテルと比べると激安です。
あ、ただし食事などは付いていません。どこかに食べに行くか、キッチンが使えるので食材を買ってくるかが必要です。
一応調理器具や食器、調味料などは一通り揃っています。
ここには4泊します。
少し高台にあるようで、庭から見える景色の中に有名なフィレンツェのドゥオーモが見えます。
今日はこれ以上外出する予定もありませんでしたので、ここでのんびり明日に備えます。
キッチンにあったイタリアンコーヒーを入れるための器具?の使い方が分からなかったので、ホストの方にその使い方を聞いてみました。
ホスト:「ここに粉を入れて、ここに水を入れて火にかけるのよ」
私:「火にかけるって…これを直接コンロに置くってこと?」
ホスト:「そうね。よかったら作って見せてあげようか?今から飲んでみる?」
私:「ぜひお願いします!」
という感じで、イタリアンコーヒーをごちそうになりました。
ちなみに日本でよく見かけるようなコーヒーメーカーもありました。
ただ、ホストの方いわく、これはアメリカ式であって使い方も分からないし粉も無いそうです。
こっちのアメリカ式なら日本にもよくあるから使い方分かるよ、なんて話をしていたら、後でコーヒーの粉を買ってきてくれました。
本当に親切なホストでした。ありがとうございます。
でもイタリア式のコーヒーも美味しいんですよね。
せっかくコーヒーメーカーの粉を買ってきてくれたのですが、毎朝飲むのはイタリアンコーヒー。
結局、粉は一切使うこと無く開封もされませんでした。
次の宿泊者が使ってくれるといいな。