ハピタスには現金への換金や他社ポイントへの交換が、月3万ポイントまでという制限があります。
ANAマイルを貯める目的でハピタスを利用している場合、ハピタスで貯めたポイントをANAマイルに交換できるのは、毎月3万ポイントまでです。
1日3万ポイントが上限というポイントサイトや無制限というポイントサイトがある中で、月3万ポイントが上限というのは決して高くありません。
もちろん、まずは毎月継続して3万円を稼げるようになることが先決です。
ポイ活で毎月3万円を継続的に稼いでいくことは難しくはありません。代表的なポイントサイトである「ハピタス」でも同様で、正しい使い方と稼ぎ方を覚えるだけで、初心者でも簡単に稼げるでしょう。本記事では、ハピタスを使いこなし[…]
ただ、ポイントサイトの利用目的が副業やお小遣い稼ぎの場合、3万円と言わずもっと稼ぎたいと思うかもしれません。
そういった時に活用したいのが「ポレット(Pollet)」です。
ハピタスからは引き続きチャージできますが、チャージ後の使い方が変わりますのでご注意ください
ポレット(Pollet)とは?
ハピタスの運営会社は株式会社オズビジョンです。
そのオズビジョン社と、オズビジョンの100%子会社であるPollet株式会社、三井住友フィナンシャルグループの株式会社セディナの3社が提携して発行している、国際ブランド付きプリペイドカードが「Pollet」です。
正式名称は「Pollet Visa Prepaid(ポレット ビザ プリペイド)」といい、2017年3月からサービスを開始しています。
事前にチャージ(入金)することで、全国のコンビニやスーパーはもちろん、アプリ課金からネットショッピングまで、全世界にある4,000万店舗のVISA加盟店で使えるプリペイドカードです。
ハピタスで貯めたポイントを手数料無料でチャージすることができ、カードの管理をスマホのアプリで手軽に行えるので、チャージをしたり明細を確認したりすることがアプリ上で簡単に行えます。
使える加盟店が4,000万店舗と言われても、どれほど多いのか想像がつかないかもしれませんが、この店舗数はJCBやアメックスなどを大きく凌駕し世界No.1です。
なぜVISA加盟店は多いのか?
VISAの加盟店がJCBやアメックスより多いのは、ひとつにはカード決済時の手数料の安さがあります。
加盟店は購入者がVISAやJCBなどを使用すると、購入価格の数%の手数料をカード会社に支払う仕組みになっています。
この手数料がアメックスやダイナースは高く設定されています。加盟店側としてはどのブランドで決済されても商品の販売価格は変わらないわけですから、VISAで決済してもらえた方がありがたいのです。
その為、国内外問わず、VISAは使えるがJCBやアメックス、ダイナースは使えないという状況もよくあります。
また国内においては、アメックスやダイナースはJCBの決済システムを利用しているため、その分の費用も含めて手数料が高めに設定されています。
そういった事情から、VISAの加盟店は国際ブランドの中でもNo.1の数を誇り、カード発行枚数も25億枚以上となっています。
ポレット(Pollet)の特徴
ポレットはVISA加盟店で使えるチャージ式のプリペイドカードですので、国内はもちろん、全世界で幅広く使用することが出来ます。
与信審査が不要で高校生でも持てる
クレジットカードではありませんので事前の審査が不要です。
ポレットは16歳以上から使えますので、クレジットカードを持つことが出来ない高校生でも保有することが可能です。
発行手数料・年会費無料
発行にかかる費用や年会費も必要ありません。
ハピタスからのチャージでは手数料は発生しませんのでご安心ください。
盗難・紛失時の対応も万全
日本クレジット協会が毎年行っている「クレジットに関する消費者向け実態調査」というものがあります。その調査の最新結果で、クレジットカードを利用する上で不安や心配なことの1位2位は以下のようなものでした。
- 盗難・紛失によるカードの悪用(50.8%)
- 後払いのため使いすぎが心配(49.8%)
ポレットはスマートフォンアプリから簡単にカード利用の停止・再開の設定ができます。もしカードを紛失したり、盗難にあってしまった場合でもアプリからすぐに利用を停止することが可能です。
その後、無事カードが見つかれば、面倒な手続きをしなくてもアプリから利用再開ができます。
不幸にもカードが見つからずカードを再発行する場合でも、チャージしてあった金額をちゃんと引き継いで新しいカードを再発行してもらえます。
使い過ぎの心配もなし
ポレットはチャージ式のプリペイドカードですので、クレジットカードとは違って後払いではなく、使いすぎる心配がありません。
事前にチャージ(入金)した金額の範囲内でのみ、お買い物ができるので安心です。
ポイントをまとめることが出来る
ポレットにチャージできるのはハピタスのポイントだけではありません。
提携先は順次増えていっており、現状では以下からチャージが可能ですので、バラバラになったポイントを集約するという使い方も可能です。
ポレットを発行しているPollet株式会社のビジョンが「世の中に散らばって眠っている、ポイント、ギフト券や小銭などのマイクロ金融資産を集約し、世界中のお店で使えるようにします。」ですので、今後も提携先は増えてくると思われます。
ハピタスのポイントを有効活用
ハピタスのポイントは月30,000ポイントまでしか現金や他社ポイントに交換することが出来ません。
ところがポレットはこれとは別枠として、月30万ポイントまでチャージすることが可能です。
10,000〜20,000ポイントならまだしも、ハピタスで月30万ポイント貯めるのは相当ハードルが高いですが、コツコツ貯めたポイントを、何か買い物したい時に一気にポレットにチャージするという使い方はできそうです。
ポレットへのチャージは1ポイントから可能
通常は他のポイントサイトでも、ポイント交換する際は最低でも300~500ポイントからになるのですが、ポレットへのチャージは1ポイントから可能です。
ハピタスの利用でも、100ポイント未満の端数はどうしても発生しますので、ポレットを使えば1ポイントから無駄にすることなく利用できます。
チャージするたびに増える
しかも、ポレットへのチャージは1ポイント=1円ではなく、0.5%分が上乗せされてチャージされます。
例えば月間上限の30万ポイントをポレットにチャージすると、150円が上乗せされて300,150円になるのです。
0.5%は大きな金額にはならないかもしれません。しかし、いまどき銀行の普通預金の金利が年0.001%しかありませんので、30万円を1年間預けて得られる利息が3円です。
それの50倍に相当する上乗せがあるのですから、決して小さくはないでしょう。
ハピタスで貯めたポイントで副収入
ポレットに月30万チャージできるということは、月30万の副収入を得るのと同じ意味を持ちます。
確かに直接お札や硬貨などの現金にはなりません。
しかし、日本でもキャッシュレス化が進んでいて、今後、現金決済よりもクレジットカードや電子マネー、デビットカードによる決済が増えてくると言われています。
ポレットはVISA加盟店で使えることから、日常で利用する店舗のほとんどで使えるはずです。
コンビニ、スーパー、ファミリーレストラン、ドラッグストア、もちろんAmazonや楽天市場などのネットショッピングでも利用可能です。
ただし、個人で営んでいる定食屋さんとか地場の八百屋さんなどはニコニコ現金払いのところが多いので、そういう所ではポレットは使えないことが多いでしょう。
せっかく貯めたハピタスのポイントも、ポレットに移した結果使えなくなってしまうのでは困りものですので、自分の普段の生活動線を思い返してみて、活用できそうか検討してみるといいと思います。
普段の生活の中で発生する出費をポレットでの支払いにすることで、結果として財布から現金が出ていく頻度が減りますので、貯金にもつながります。
ポレットを利用するための4つのステップ
ポレットを使い始めるまでのステップはとても簡単です。ただし、さぁ今から使い始めよう!というわけにはいかず、申込みから使い始めまで約2週間かかります。
以下、Androidでの説明となりますが、基本的な進め方はAndroidもiPhoneも同じになります。
【step1】ポレットアプリをダウンロード
アプリストアからポレットのアプリをダウンロードしてインストールします。
【step2】アプリから初回チャージ
アプリを初回起動すると、ポレットの簡単な始め方チュートリアルのような画面が表示されますので、一通り確認すると以下の様な画面が表示されます。
「初めての方」というボタンをクリックしましょう。
そうすると、ポレットアプリにどこからチャージするかの選択画面が表示されます。
ハピタス以外の選択でももちろん構いませんが、ここではチャージ元としてハピタスを選択したこととして説明を続けます。
ハピタスからチャージをする際の情報やハピタスの説明などが表示されますので、「チャージする」ボタンをクリックしてください。ブラウザが立ち上がりハピタスのWEBサイト上に以下のような画面が表示されます。
これは、ハピタスとポレットを連携させるためのハピタス側の認証になります。秘密の質問の回答を入力したら「認証」ボタンをクリックします。
チャージ金額の入力です。
「100円」「1,000円」「5,000」のボタンがありますので、これをクリックしてチャージ額を設定するか、もしくは1円単位でチャージが出来ますので、金額欄に直接入力して設定することも可能です。
試しに1ポイント(1円)をチャージしてみます。
増量分は端数切り捨てとなってしまいますので、200円未満のチャージでは0円となります。
【step3】アプリからカードの発行手続き
続いてカードの発行手続きに進みます。
カード発行を行う際は、まずはメールアドレスの登録からです。
ポレットに申請するメールアドレスですので、ハピタスに登録してあるメールアドレスと同一である必要はないと思いますが、特に理由がなければ同じメールアドレスで申請して良いかと思います。
次に注意事項が表示された後、設定したメールアドレス宛にメールが届きます。
【step4】カード到着後アプリに会員番号を登録
カード到着まで2週間ほどかかりますので、気長にお待ちください。
カードが届いたら、裏面に記載のある会員番号を登録することで、以降、そのカードを使ってお買い物などができるようになります。
カードには【step2】でチャージした金額が入った状態になっていますので、すぐに使い始めることができますよ。
ポレットのまとめ
ハピタスの月交換上限3万ポイントを回避するためにポレットを活用している人も多いでしょう。
ポレットを活用することで、実質交換上限が月33万円になります。
さすがに月33万円以上をハピタスで稼げる人はごく僅かですので、月33万円上限であれば困る人はほとんどいません。
しかし、ハピタスの月3万円の交換上限を回避する方法は他にもあります。
それは…
複数のポイントサイトを使い分けて、効率よく効果的にポイントを稼ぐことです。
ハピタスで月3万、モッピーで月3万、ポイントタウンで月3万のような形で月9万円を稼ぐことができれば、一切上限に引っかかることなくすべてを現金やマイルに交換することができます。
そうすることで、交換上限を回避できるだけでなく、各ポイントサイトのキャンペーンも効果的に利用できます。
当サイトでポイントサイトに関する情報発信してる中で、時々お問い合わせいただくことがあります。 ポイントサイトって安全ですか? 複数のポイントサイトの使い分けってどうするんですか? なぜこのサイトではハピタスをお[…]