早くも今回の旅程の折り返し地点です。
天気予報によると、今日が今回の滞在中で最も暑くなるということで、子供達が待ちに待った海の日です。
今回借りた宿の裏門を抜けると、すぐ目の前がビーチです。
子供達には申し訳ないのですが、季節は2月ということで朝晩は冷え込みますので、ビーチに行くのは午後からにしました。無理して風邪でも引かれたら大変ですからね。
そこで午前中はホイアンの市街地に行って、ホイアン市場などを見てくることにしました。
まずはその前に、宿で腹ごしらえです。
朝食は前日にメニューから選んでおくと、材料を買い出しに行ってくれて朝一で調理してくれます。
ベトナム料理か欧米料理の中から選べるのですが、私は毎日ベトナム料理をお願いしていました。
この日は「ミークワン(My quang)」というやつで、これにパクチーを入れて混ぜて食べる、ちょっとピリ辛の美味しい麺料理です。
これにパンや果物や卵焼きなどがお好みで付けられるので、朝からお腹いっぱいです。
すごい天気がよくて、朝から庭がキラキラ輝いていました。
腹ごしらえが終わったところで、ホイアンに向けて出発です。
今日もUberでタクシーを拾って、宿からホイアンまで約11分で60,000ドン(≒300円)です。Uberだと乗った時間や降りた時間、かかった費用が全て履歴で残るのがいいですね。
ビーチを離れると、しばらくはのどかな田園地帯が続きます。
2月なのに田植えが終わっていて稲が実っているのは不思議なものがあります。ここの田植えシーズンはいつ頃なんでしょうかね。
田んぼには、飼われているらしき牛もいたので、それを写真に収めたかったのですが、車中からはうまく収めることが出来ませんでした。
市場はとても活況がありました。朝からみんな元気です。
所狭しと商品が並び、あちこちで観光客を呼び込む声が飛び交います。
何かの干物?
美味しそうなフルーツ
売り子のおばさん。
このおばさんに、「へい!一緒に写真撮ろうよ!」って言われたので、子供を横に並べて写真撮ったら、料金を請求されました。
「写真撮ってあげたんだから、そっちが料金払うんでしょ」と日本語で早口で言い捨てて逃げてきました。
売り込みが激しくて困った時は、英語がまったく理解できないふりをして、日本語で少し早口で話すと、向こうも困って引き下がってくれる作戦です。
もちろん、ニワトリだって生きたまま売っています。
せっかくだからフルーツでも買おうかな〜と物色してみたのですが、量り売りのようで価格がいまいち分かりません。
そもそもの物価が違うので、観光客価格になってしまうのは仕方がないのですが、全く相場観が分からずフルーツは買えませんでした。
ホイアン市場が思っていた以上に大きかったのですが、頑張ってぐるっと回った後、有名な日本橋にも足を伸ばしました。市場から徒歩10分ほどです。
この橋は渡るのに通行料がいるようですね。覗いてみた感じ渡った先に何かすごいものがある感じでもなかったので、外側から写真を撮るだけにしました。
このあたりで、子供が歩き疲れたのか元気がなくなってきたので、日本橋付近でランチを食べて、一旦宿に戻りました。
私の同僚が、昨年ここホイアンに来ていて、ベトナム滞在中に食べた料理で最高に美味しかったと絶賛していました。
子供は歩いて疲れたのか、海がお預け食らっていることに気持ちが疲れたのか分かりませんが、「じゃ、宿に戻ろうか」と伝えた途端、体力ゲージがMAXに回復します。
子供は本当に便利な体を持っていますね。回復魔法「ヤドニモドロウカ」は、この先も何回も唱える羽目になりました。
今日は天気がいいこともあり、初日にビーチを散策した時と比べて人の数が多かったです。
お昼過ぎは日差しもかなり強くなってきて、気温的には泳ぐのにちょうどいい感じです。問題は、やっぱり波が高いことですかね。
それでも、子供は砂浜で貝殻拾ったり、波と戯れたり、ときどき波にさらわれたりしながら、楽しく遊んでいました。
とにかく水があれば、どんな状態でも遊べてしまうのは本当にたくましいものです。
周りを見ても泳いでいる人はいませんでしたが、パラセーリングを楽しんでいる人がいました。
楽しそうだな〜、やってみようかな〜、とも思ったのですが、飛んでいる時間がすごく短くて3〜4分で引っ張っているボートが停止して回収されていましたので、迷った末に今回は見送りました。
30分ちょっと海で過ごし、残りの時間は宿のプールで遊ぶことに。
私はビーチでは足元しか濡らしていないので気がつかなかったのですが、やっぱり2月という季節のせいか、水が冷たいですね。
子供はへっちゃらな感じでしたが、私は30分も水に浸かっていたら寒くなってきたので、早々に切り上げて、その後はプールサイドで読書をしていました。
ダナン/ホイアンは沖縄よりもはるかに南で、フィリピン北部と同じぐらいの緯度なのですが、常夏というわけではありません。
日本ほどではないにせよ、寒いものはやっぱり寒いです。
子供もプールで泳ぎ疲れたあとは、思い思いにテレビを見たり、備え付けのおもちゃで遊んでみたり、ハンモックでぶらぶらしてみたり、気ままに夕方まで過ごしていました。
この後、宿であまりにのんびりしすぎて、もう写真すら撮っていません。
夕食の時間まで、本当にみんなダラ〜っと贅沢な時間の使い方をして、お腹が空いたら夕食を食べにいき、眠たくなったら眠るという、ものすごく自由な時間を過ごした1日でした。